山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】れいわ支持者よ、頭を冷やしてくれ。

 

参議院予算委員会にて、

れいわ新選組山本太郎さんが、

岸田総理とこんなやり取りをしました。

 

 

【山本】

増税メガネ」と呼ばれる政治家がいます。

総理、誰のことかご存知ですか?

 

【岸田】

ネット等でそういう名前で私を呼ぶ

動きがあることは承知しております。

 

【山本】

そのニックネームがさらに、

増税クソメガネ」と進化した政治家が

います。誰のことかご存知ですか?

 

【岸田】

名前が進化したということは

承知しておりません。

 

 

 

国会の運営は国民の税金によって

成り立っています。

 

そういう場で、こんなくだらない

やり取りをしているというのは、

どうなのかな、と思います。

 

自分は、れいわ新選組の全てを

否定するわけではありません。

 

数年前、まだ政治のことを

よくわかっていない頃でしたが、

山本太郎さんの「生きててくれよ」の

演説に心を動かされたし、

去年、れいわ政治塾にも行かせて

もらい、経済面で良い政策を

打ち出していることもよくわかった。

 

だからこそ、ここ1年間くらいの

れいわのやり方というのが許せなくて、

ちゃんとルールに基づいた正当なやり方で

自らの政策を主張して欲しいのです。

 

増税メガネ」というのは、

岸田総理の身体的特徴を揶揄するような

悪質なあだ名であって、

それを総理に直接投げかけるというのは、

人としてどうなのかな、と思います。

 

こう言うと「その後山本氏は『これは失礼な

あだ名だと思う』と言ってるじゃないか!

そこだけ切り取るな!」と言う人が

現れるのですが、むしろ切り取っているのは

あなた達では?と言いたい。

 

山本氏は「『増税メガネ』は失礼だと思う。

岸田総理は所得税減税をやるのだから、

100歩譲って『減税メガネ』ならわかる」と

いう旨のことを言っています。

 

言っている意味がわかりません。

 

増税批判に繋げるわけでもないのなら、

なんで「増税メガネ」の話を持ち出したのか、

よく理解できないし、結局、総理の

身体的特徴を揶揄している。

 

自民党が日本を悪くしているんだから、

自民党には何を言ってもいい」みたいな

勘違いを、大石さんにしろ櫛渕さんにしろ、

れいわの人たちはしていますよね。

 

 

そういえば最近、小学校で

「あだ名禁止」という動きがありました。

 

いじめ防止の観点から、

児童同士あだ名で呼び合うということを

禁止しようという動きがある、と。

 

個人的には、あだ名で呼び合うことによる

親しみとかが絶対にあると思うので、

一律にあだ名禁止と言うのは

間違っていると思いますが、

中にはやはり、あだ名で呼ばれることで

傷ついている子がいるのも事実なので、

「相手が嫌な気持ちになるようなあだ名は

やめなさい」と言うのは、

これは正しい教育だろう、と思います。

 

しかし、子供には「あだ名を

やめなさい」とか言ってるのに、

大の大人が、しかも国会議員が

総理大臣を揶揄するようなあだ名を

口にしているわけなので、

そりゃあ子供のイジメはなくなりませんよ。

 

大人がイジメの手本を見せているような

ものですからね。

 

 

しかも、そんな山本太郎さんを

「よく言った!」「面白いツカみ!」と

れいわ支持者たちは崇めて

いるんですね。

 

自分はむしろ、れいわを応援するので

あれば、「山本太郎さんを応援してるけど、

そういう発言は間違ってると思う」と

ちゃんと言うべきだと思うんですけど、

もうれいわ信者たちは、山本太郎

神のように崇めているので、

山本太郎がやることは全部正しい、

みたいな勘違いをしている。

 

去年、れいわ新選組のとある議員さんの

演説を聞いていたら、れいわの支持者の方に

話しかけられて、少し喋ったんですが、

まぁハッキリ言って、れいわ支持者の大半は

政治を全くわかっていない人です。

 

自分が「れいわは経済をちゃんとやって

くれるから心強いですよね」と言ったら、

そのれいわ支持者は「経済とかはよく

わからないけど、ちゃんと弱い立場の人の

味方をしてくれている。それは

共産党さんとか社民党さんも同じ」と、

そう言ったんですよね。

 

まぁ、れいわ、共産、社民が全て

弱者の立場に立つ政党だという点は

合っています。

 

でも、結局それは「そう感じる」というだけの

ふんわりとした理解でしかないので、

それが「山本太郎信仰」に繋がるので、

やはり危険だろう、と。

 

結局、れいわ支持者っていうのは

経済政策とか、そういうれいわの政策の

中身はよくわかっていなくて、

そういう具体的な話をされそうになると

逃げるんですよね。

 

中身がよくわかっていないから、

れいわ・共産・社民の違いすらも

よくわかっていない。

 

そして恐らく、山本太郎

暴走していることも、

「今のダメな政治をやめさせるには

ああするしかない」としか思っていない。

 

それでは、「支持者」ではなく

「信者」でしかないでしょう。

 

 

 

仮に、れいわが何かの革命を起こして

政権を取ったとしても、

日本は壊れると思います。

 

革命で生まれた素人政権は崩壊します。

 

そこをよく考えるべきです。

 

れいわ支持者たちは、れいわ新選組

きっかけに政治に興味を持ったのならば、

もっともっと勉強して欲しい。

 

そして、れいわが間違った方向に

行っているときはちゃんと「間違ってる」と

言える支持者であって欲しいと

思うのです。

 

今のままだとれいわ新選組は、

少数の信者たちを喜ばせるだけの

パフォーマンス集団で終わってしまうのでは

ないかと。

 

れいわ支持者は、フランス革命を批判した

エドマンド・バークの書籍でも

読んだ方が良いでしょう。

 

ああいう革命的なやり方がいかに

危険かということを、よく理解した上で、

冷静にれいわ新選組という政党を

見つめて欲しいのです。

 

オススメの本は、宇野重規

保守主義とは何か」です。笑

 

(ただし、その本を買うお金もないほど

生活に困っている人たちが、れいわ新選組

希望を見出している、ということを

忘れてはいけない。自民党には、

そういう人たちのための政治も

ちゃんとやって欲しい。)