山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

政治家を語る【麻生太郎(自民)編】

 

麻生さんに対して悪い印象を

持っている人もいるでしょうけど、

政治家としてはそこそこ有能な

人だと思います。

 

口が悪いので、マスコミはこの人を

悪者扱いするんですけど笑、

でも麻生さんの言うことってだいたい

的を射ていますよね。

 

 

でも、麻生さんの名言の数々が

YouTubeTikTokで回っているので、

若い世代からしたら麻生さんは

親しみがあるかもしれないですね。

 

麻生さんが総理大臣をしていたのは

自分が小学生のときですよ。

 

で、当初はすぐ解散する予定だったのが、

リーマンショックがあり、

景気対策をしっかりやろうということで

早期解散を見送ったんですよね。

 

そしたらその間にドンドン支持率が落ち、

結果的に政権交代となり、

民主党政権が誕生した。

 

もちろん、当時自分は政治に興味は

ありませんでしたが、

麻生さんが総理大臣を辞めることに

なったとき、有権者の人たちが

「麻生さん!ありがとう!」と

麻生さんに手を振っていたのが

なぜか、とても印象に残っています。

 

 

今思えば、その人たちは

民主党に政権を任せてはダメだ」

「麻生さんに任せるべきだ」と

わかっていたのでしょうね。

 

そして民主党政権は3年で終わり、

再び自民党に政権が戻ってくる、と。

 

 

そのときの自民党総裁は安倍さんで、

安倍総理のもと、麻生さんは

財務大臣を務めることになりました。

 

安倍さんはアベノミクスという政策を

掲げていました。

 

金融緩和と、インフラ整備等への

政府支出ですよね。

 

ここを理解してくれる人として、

麻生さんは適任だったと思います。

 

麻生さんは景気対策のための政府支出は

惜しまずにやるべきだ、という立場。

 

自民党で最も経済をわかっているのは

安倍さんだと思いますが、

麻生さんも、それなりにまともな

経済理論を持っている人です。

 

 

ただ、最近の麻生さんを見てると、

おや?と思ってしまう。

 

防衛増税について「国民の理解は

得られた」と、あまりにもズレた

発言をし、増税を断行しようとした。

 

「え、麻生さんって経済わかってたんじゃ

ないの?」と思ってビックリしましたね。

 

本当なら、麻生さんは岸田さんに

増税はダメだ!」と言って

止めなきゃいけない立場なんじゃ

ないかな、と。

 

 

でも、調べると麻生さんは、

政府支出には積極的である一方、

増税にも積極的なんですね。

 

なんか、アクセルとブレーキを

同時に踏むような、よくわからない

ことを言ってるわけですけど。。。

 

まぁ、財政出動は「経済再生のための

投資」、増税は「円の信用を損なわない

ための担保」と考えているのかなぁ、

とは思います。

 

それと、財務省からの“洗脳”でしょうね。

 

ネットでは「ザイム真理教」と言われて

いますけど、財務省は財政健全化のことしか

考えてないですから、その財務省からの

レクなどによって、政治家が緊縮脳に

なってしまう、と。

 

ただ、とはいえ、総合的に見れば

麻生さんが優秀な政治家であることは

事実だろうと思います。

 

もう82歳ということですけど、

まだ第一線でやっていくべき政治家だと

思いますよ。

 

…いや、本当なら麻生派から

まともな後継者が出てこなきゃ

いけないですけどね。