山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

ジャニーズ。

 

ジャニー喜多川さんの問題を受け、

東山紀之さんは自身が司会を務める

番組で、ジャニーズという名前を

存続させるべきかどうか考えなければ

いけない、という旨のことを言いました。

 

個人的には、ジャニーズの人たちに

すごく元気をもらっているし、

ジャニーズという名前への愛着は

ものすごくあります。

 

ジャニーさんが性犯罪者であることは

事実だけど、一方で、素晴らしい

アイドルをたくさん育ててきた人で

あることもまた事実。

 

ジャニーズで今デビューしている

グループの1人ひとりに、ジャニーさんの

教えであり、魂というものが入っていて、

だからこそこれだけの人を魅了できる

アイドルになっているわけで…

 

なので、「ジャニーズ」という名前を

消すことは、そういうジャニーさんの

功績までも否定してしまうことに

なるんじゃないか、という気が

するんですよね。

 

ある意味、ジャニーズという名前そのものを

否定することは、タレントさんたちの

ジャニーさんに対する感謝の気持ちまでも

否定することになるんじゃないか、と。

 

 

でも、ジャニーさんに被害を受けた人から

すれば、「ジャニーズ」という

名前そのものに嫌な思い、不快な思いを

してしまうというのも理解できる。

 

きっと当事者たちは、想像の何倍も

辛い思い、複雑な思いを抱えている。

 

正直、何が正解かよくわからないです。

 

 

 

とりあえず、ジャニーズ事務所

アイドルたちのファンとして言えば、

まず経営陣がしっかり被害者への

補償やケアを行って、信頼を取り戻して

いくことが第一。

 

そして、今回の問題を受けて、

ジャニーズのタレントのCM契約を

やめた企業もありますが、

仮にジャニーズの人たちがテレビに

出られなくなっても、それはもう、

仕方ないことだと思います。

 

そのくらい大きな問題です。

 

しかし、ジャニーズの原点は、

テレビではなくステージだと思います。

 

それこそ、新社長の東山さんなんかまさに、

ステージ上のパフォーマンスで多くの人を

魅了してきた人ですよね。

 

そこがジャニーズの原点です。

 

SMAPがバラエティ番組で活躍し始めてから、

ジャニーズのタレントもバラエティで

面白いことをするのが当たり前に

なっているのですが、でもジャニーズは

バラエティタレントではなく、

やはりアイドルなのであって、

ステージの上で人を魅了することが

本業なんだと思います。

 

ステージ上に立っているだけで

観ている人を魅了させることができるのが

本物のスターである、というのが

ジャニーさんのスター論です。

 

そういう教えが、ジャニーズの

人たちの中に生きている。

 

だからこそ、こうしてジャニーズの

人たちに元気をもらうことができている。

 

東山さんや井ノ原さんは、

責任ある立場として敢えて、

ジャニーさんのことを「愛情は

なくなった」と突き放していましたが、

やっぱり、これまでジャニーズの

タレントさんたちが「ジャニーさんの

おかげで…」と言っているのを

たくさん聞いてきて、やっぱり

そういうジャニーさんの教えや魂を

否定することはできないな、と。

 

それがあってこそ、少年隊にしろ

光GENJIにしろSMAPにしろ嵐にしろ、

これだけのスターになって、

それに憧れて「自分もジャニーズに

入りたい」っていう子供が出てきて。

 

そうやって歴史が繋がっていっている

わけで、その中心にはもう、

ジャニーさんの精神が柱として

あるわけなので、やっぱり自分は

「ジャニーズ」という名前を

否定したくないな、と思います。

 

自分はファンとして、ジャニーさんって

そういう偉大な人なんだ、という思いは、

ジャニーさんの性犯罪が事実と

認定された今でも消えていません。

 

ジャニーズのファンとして、

そこは1ミリも揺るがないです。

 

きっと、ジャニーズのタレントさんたちや

ファンたちの本音はそうだと思います。