政府が発行する国債。
いわゆる「国の借金」と言われる
ものですけど、国債には
建設国債は、道路などインフラの
工事するための国債です。
これは、国債でやって良いということに
なっています。
で、インフラ整備以外のことは
基本的には国債以外の財源でやらなきゃ
いけないのですが(まぁ、実際
そんなことはないけどね)、
どうしても税などで財源が
確保できないときは
赤字国債によって賄うことが許されます。
赤字国債を発行しない方が良い、と
いうのは何となく「そうだよな」と
思えますけど(まぁ実際そんなことは
ないけどね)、建設国債はなんで
良いのだ?と疑問に思いますよね。
それは、インフラを将来世代に
残していくための予算だからです。
例えば、道路を作ることで
人がいろんなところに移動できたり
物流が盛んになったりして、
経済効果を生みます。
瀬戸大橋なんかは、これができる前の
移動手段は船でしたが、
これができてからは
四国から中国・関西に行きやすくなったし、
トラックでいろんなものを四国に
運ぶこともできるようになった。
そのおかげで香川県民は観光などで
中国・関西に行くことでお金を使うし、
物流が盛んになったおかげで
香川県のコンビニの数・ならびに
1店舗あたりの商品数が増え、
県民が買い物をすることでまた
お金を使う。
このように、建設国債によって
道路や橋を作ることで、
それが大きな経済効果となって、
結果的に税収が増えて
「国の借金」を返済できる、と。
増税しなくても税収が増えるわけです。
確実に勝てる投資だからこそ、
「建設国債」というのは認められています。
だったら、「子ども国債」も
認めるべきだよね?と思います。
政府が「子ども国債」を発行することで
国民の負担を増やすことなく
財源を確保し、大胆な政策を実行する。
そのことが必要だと思います。
例えば国が、オムツなどの必需品の
支援や子どもの医療費無償化、
教育の無償化ということで
子ども1人あたり1000万円の支援を
したとしましょう。
それを全額「子ども国債」によって
財源を確保します。
すると、一時的に「国の借金」は
増えますが、その子どもが育つ過程で、
親はオモチャを買い与えるでしょう。
やがて子どもが大きくなれば
習い事を習って、習い事の講師
(塾講師やピアノの先生など)の
雇用を生みますよね。
そのお給料で、塾講師やピアノの先生は
生活をしていくことができる。
そして子どもがもっと大きくなれば
スマホも買ってもらえるでしょう。
ときには遊園地にも連れてって
もらえる。
大人になれば仕事をしていろんな
ものやサービスを生産する。
そして車も買って家も買って、
結婚してまた次の世代の子どもを生む。
…そう考えたら、1000万円の
「国の借金」なんて、余裕で
回収できるはずです。
いや、回収できるどころか、
1000万円をゆうに超える価値となって
国に返ってくるでしょう。
だからこそ「子ども国債」を
認めるべきなんです。
主張しています。
でも自民・公明は増税や
社会保険料の増額で、
少子化・子育て政策の財源を
作ろうとしている。
教育無償化も子どもの医療費無償化も
保育園の増設も学校教師の待遇改善も、
全部国債でやっちゃえば良いんですよ。
子どもが生まれて元気に育つ仕組みを
作ってしまえば、増税しなくても
自然に税収が増える。
「国債は将来世代へのツケになる」とか
言いますけど、そんなことはないですよ。
子どもが育つことによる経済効果は
大変大きいので、増税しなくても
自然に税収が増えて、
「国の借金」なんて余裕で
返せるんですよ(というか、返さなくても
良いんだけどね)。
だから自分は、国民民主党に
頑張ってもらいたいし、
自民党の中にも積極財政を
主張している議員さんも多く
いらっしゃいますから、
そういう人たちを応援したいです。
萩生田さんとか城内さんとか、
そういう方たちに
頑張ってもらいたいですね。