2013年、カープは初めて
CSに進出したのですが、
決して順風満帆なシーズンでは
ありませんでした。
夏場頃に大ピンチが訪れたのです。
というのも、春先はキクマルコンビの
台頭でチームに勢いがあったのですが、
その勢いが徐々に減速していった。
夏場に選手に疲れが見え始め、
リリーフ陣は今村の調子がイマイチで
逆転負けが多くなっていた。
さらに、エルドレッドが不振に陥り、
得点力も落ちてきていた…
そこで現れた救世主こそが、
キラでした。
この年の途中に加入したキラは
夏場のDeNA戦で一軍に合流すると、
３連戦で４本のホームランという
衝撃のデビューを飾ります。
それで４番に定着し、
再びチームには勢いが生まれました。
キラの活躍によって８月を乗り切ると、
９月にはエルドレッドも復活し、
３番キラ・４番エルドレッドという
強力打線を構成することができた。
キラが現れなかったらCSには
行けてなかったでしょうね。
９月にはマツダスタジアムの
パフォーマンス席に直撃する
超特大ホームランを放ち、
ファンの度肝を抜いた。
ボール球も振らないし、
「これは本物のバッターだ」ってことで、
翌2014年も期待が集まりました。
ところが、2014年は打率.257、
OPS.772とビミョーな成績に。
この年限りでカープを退団しました。
一方のエルドレッドは
2014年にホームラン王を獲得。
そして2018年までカープで
プレーしました。
キラはカープにいた期間はすごく
短かったんですけど、
でもファンの記憶にはめちゃめちゃ
残る選手でしたよね。
2013シーズンを語る上では
欠かせない選手ですからね。
