小園の応援歌は
2020年から歌われる予定だったのですが、
コロナ禍に突入し、
声を出しての応援ができなくなりました。
なので、まだ球場で歌われたことは
ないんですけど、
球場で流れるのが待ち遠しいくらい、
カッコいい応援歌です。
まず歌詞は、以下の通り。
__新たな息吹を 注ぎ込め
世代のトップを走れ ぶっちぎれ__
「新たな息吹を注ぎ込め」というのは、
まさに小園が次世代のカープの
中心選手だということですよね。
佐々岡監督になってから、
3連覇のメンバーから次世代の選手へと
世代交代が進んでいますが、
その世代交代において最も
期待された選手が小園です。
そして「世代のトップを走れ」
という歌詞も良い。
小園の同級生というと、
中日の根尾昂、ロッテの藤原恭大、
日本ハムの吉田輝星といった
スター選手が揃っています。
そういう同世代の選手の中で
ぶっちぎりのトップを走って欲しいと
いうわけですよね。
ドラフトのとき、それらの選手の中から
カープは小園を選んだ。
そして、ご縁があってドラフトで
当たりくじを引くことができて、
カープに入団したわけです。
球団が「世代のトップを走ってくれる選手」
と評価したからこそ、
小園はカープに来ているのです。
メロディもカッコいいです。
小園の応援歌は「変イ長調」という調です。
変イ長調は結構、
名曲が多いイメージです。
カープで言うと安部、天谷、倉、井生などが
変イ長調。
他球団で言えば、柳田が変イ長調ですね。
阪神応援団が得点時に演奏する
GReeeeNの愛唄、
髭男のPretender、
アナ雪のレット・イット・ゴーも
変イ長調です。
なんとなく、共通点がわかりますかね。笑
この調はフラット(♭)が多く、
メロディがカッコよく仕上がります。
さらに、小園の応援歌の場合は、
菊池の応援歌のときに紹介した
臨時記号というテクニックも入れてある。
トランペットの演奏も難しいと
思うんですけど、
それだけ小園の応援歌をカッコよく
仕上げたい、ということなんだろうと。
すごくカッコいいと思います。