山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープの応援歌を語ろう【田中広輔編】

田中広輔の応援歌の歌詞は以下の通り。

 

__赤く燃え上がる 夢見たこの世界で

研ぎ澄ませそのセンス 打てよ広輔__

 

 

まず「夢見たこの世界」という歌詞は、

田中にとってプロ野球という舞台が

ようやく叶った悲願の舞台であったことを

表しています。

 

高校生の時点でプロに注目されており、

田中自身もプロ野球選手になりたいという

強い思いを抱いていました。

 

ただ、このときは高校の監督と母親の

進言もあり、プロへの未練もありつつ、

結局は大学進学を選択しています。

 

そして大学ではプロへの思いが空回りし、

なかなか思うような結果を出せませんでした。

 

もちろん、名門大学のレギュラー選手なので

プロ志望届を出せば声がかかる可能性は

あったのですが、

既に社会人野球から声が

かかっていたこともあり、

大学4年時も、プロ野球という夢を

先延ばしに。

 

結局、田中がプロ野球選手になったのは

社会人野球で2年間プレーした後のことです。

 

高校のときも大学のときも

叶わなかったプロ野球選手という夢が、

ようやく叶った、と。

 

 

「赤く燃え上がる 夢見たこの世界」

 

この歌詞はまさに、

そういう田中の思いを表現しています。

 

田中にとってプロ野球とは、

何年も夢見てきた憧れの世界です。

 

そして真っ赤に染まるマツダスタジアム

ようやくその夢を叶えることができた。

 

「赤く燃え上がる 夢見たこの世界」

 

最高の歌詞だと思いませんか?

 

カープ応援団の作詞センスは

本当に凄いですよね。

 

 

 

メロディもカッコいい。

 

「夢見たこの世界で」で

高揚感が高まって、

「研ぎ澄ませそのセンス」という部分が、

“満を持して”っていう感じの

メロディになっていますよね。

 

非常にカッコいいと思います。