山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

塾バイトで生徒が受験に落ちたときの話

大学4年間、個別塾でバイトを

していたわけですが、

自分って結構塾バイトのこととか

教職のことを成功体験として

語りがちなので笑、

今日は逆に失敗したことを

書いてみようと思います。


塾バイト2年目の冬から、

中3の男の子を担当しました。


その子は普段別の先生が担当していて、

たしか国語と英語をやってたんですけど、

受験対策で数学もやりたいということで、

自分が数学を指導することになりました。



選抜2対策の問題集を

ひたすら解いていく、という形で

授業したんですけど、

その子は非常に真面目で勉強熱心。


授業中に質問もしてくるし、

宿題も出された分ちゃんとやって来る。


でも学力は正直そこまで高くなく、

学校の定期テストは50点くらいの

子でした。


で、滑り止めで私立の高校を受けて、

本命はその子の学力よりやや上の、

頑張って勉強すれば受かりそうだな、

くらいの学校を受けました。




真面目ですごく勉強もする子だし、

受かりそうだな、と思っていました。


ただ、自分の授業のやり方がちょっと

良くなかったなぁと思います。


授業がマンネリし過ぎましたね。


問題解いて、答え合わせをして、

間違った問題の解説。


その流れがマンネリしていたと思います。



今思えば、間違え方をもっと分析して、

こういうところを意識して解いた方が良い、

という考え方の部分を強化するべきだったと

思うんですが、そこに気づけなかった。


だから、真面目に勉強してるんだけど、

いざテストを解くときに毎回同じような

間違え方をしてしまっていたのかな、と。


素振りはしっかりやってるんだけど、

打席の中での考え方が未熟だから

凡打してしまう、という

パターンだったんですよね。


実力自体は確実に成長していたのに、

それを点数に結びつけてあげることか

できていなかった。


結局その子は志望校に落ちて

滑り止めの私立校に行くことになりました。


完全にこれは、教える側の責任だろうなぁと

思ってます。


申し訳ないです。。。