山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープのドラフトの感想

いやぁ、ちょっと理解に苦しみますね…


もちろん、今回カープが指名した選手は

みんないい選手なんですが、

「いい選手」と「必要な選手」は

違うと思います。


いい選手は取れたけど、

本当にカープに必要な選手、

カープの補強ポイントっていうのを

ちゃんと補強できたか?というと、

できてない部分もあると思います。




まず、カープの補強ポイントが

どこだったかというと、


① 高校生の素材型投手

→若い世代の投手が小林くん、鈴木寛人くん、

行木くん、玉村くんくらいしかいないので


② 即戦力外野手

→外野手不足に加えて鈴木誠也

メジャー移籍の可能性があるので


③ 右打者

→レギュラークラスに右打者が鈴木、

菊池、會澤くらいしかおらず、

若手世代が左打者に偏っているので


この3つが主だったと思います。



で、②と③については

中村健人の指名によって補強できたかな、と

思うのですが、①の高校生投手を

1人も獲得しなかったというのが、

理解に苦しみますよね。


今回、1位が黒原、2位が森だったんですが、

もちろんどちらも良い投手ですけど、

床田だったり玉村、高橋昂也と

左投手が出てきている中で

即戦力左腕を2人続けて獲得する必要が

あったのか?ってところ。


黒原くんは本当に良い投手です。


そういう良い投手を1位で取れたわけだから、

2位まで同じ左の即戦力をとる必要は

ないと思います。


例えば、2位の段階では北海高校

木村という投手が残っていました。


森と木村、現段階で「良い投手」が

どちらか?と言ったら森なのかも

しれませんが、カープに本当に

必要だったのは木村くんの方でしょ?


他にも、4位以降でも畔柳くん、

松浦くん、花田くんなど残っていたのに、

なんでそういう投手を1人も

とらなかったのかな?と。



さらに、7位で高校生キャッチャーの

高木くんを獲得しましたよね。


高校生キャッチャーなんて、去年も一昨年も

指名してるわけじゃないですか。


ただでさえ捕手は飽和状態なのに

なんでさらに高校生キャッチャーを

獲得する必要があったのか…


数年前のドラフトで中村奨成を1位で

指名して、もうぼちぼち一軍で出るくらいの

力はついているんですけど、坂倉だったり

石原が居て一軍に上がれない、という

事態になっています。


このことからも、ただ「いい選手」を

獲得するだけじゃなくて、

本当に「必要な選手」を獲得しないと

意味が無いし、選手本人にとっても

良くないっていうことが

わかるじゃないですか。


それなのに、なんかチームに必要な選手を

獲得せずに、ただただスカウトの目に留まった

良い選手を集めただけ、みたいな

ドラフトだったので、正直今ドラフトは

不満だらけです…