山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

優しい人の「大丈夫」は大丈夫じゃない

先日、CDTVで「back numberフェス」が

やっていて、久しぶりにback numberの

ハッピーエンドという曲を聞きました。


その歌詞で、こんなのがあります。


「平気よ 大丈夫だよ

優しくなれたと思って

願いに変わって

最後は嘘になって」



優しくなれたと思って

願いに変わって

最後は嘘になって。。。


その歌詞のような経験を、

優しい人ほどしたことがあると

思うんですよね。


優しい人はとにかく相手を思いやります。


それで、

「この人のために自分が我慢すればいい」

というような感覚を持っているんですよね。


だから相手に対して「大丈夫、大丈夫」って

すぐに言っちゃうものなんですけど、

ここで言う「大丈夫」っていうのは

本当の大丈夫ではないんですよ。


「我慢できるからとりあえず大丈夫だよ」

「僕が我慢すればなんとかなるから」

っていう感じなんですよ。



でも、そういう気持ちにばっかり

させていると、我慢にはいずれ限界が

来るので、「大丈夫」って言っていたのが

嘘になっていきます。


そして嘘になったとき、

優しい人は相手に怒ることはできないので、

突然姿を消したりするものです。


「優しい人」のまま、

相手から距離を置くようになります。




優しい人は、口に出して言わないだけで、

本当は心のどこかで期待を抱いているもの。


「今すぐに抱きしめてくれないかなぁ」とか、

「キスして欲しいなぁ」とか、

そういう相手に対する期待を

密かに抱いています。


でも、とにかく優しい人は相手優先で

物事を考えるので、

「そんな期待は自分のわがままでしか

ないよなぁ」ってなって、

「なんてね 嘘だよ ごめんね」って

自分で自分に言い聞かせるんです。


そういうのを真に受けて、

「大丈夫って言ってるから大丈夫なんだろう」

なんて思ってたら、大間違いって。


優しい人は、実は心の中で相手に

期待していて、それが裏切られる度に

心を痛めているのでね。