山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

春季キャンプ感想(2/2)

外野手の守備練習では、
本職外野手の他に曽根も外野に
入っていました。

新人の宇草くんですが、
やはり送球がイマイチでした。


ドラフトのときに送球の
動画が拡散されて、
イップスではないか?」と
言われていましたよね。

まぁ、あそこまでひどくは
なかったのですが、
レフトのポジションから
マウンド付近のカットマンに
ワンバンで届かせるのが
いっぱいいっぱいって
感じでした。

送球の軌道も良くないですね。

ピューっていってないです。

大学時代はライトが主だったようですが
これではライトは任せられないなと
いう印象でした。


それから、正隨の体つきがすごく
良くなっていますね。

腕がすごく太くなりました。

正隨は長打が武器ですから、
体が大きくなるとすごく
期待を持てます。

ライトからの送球もすごく
良かったし、バレンティンみたいな
打撃と肩の力強さを
感じさせます。




内野の守備練習では、

一塁:松山、堂林
二塁:曽根、上本
三塁:安部、メヒア、ピレラ
遊撃:田中、三好、小園

というポジションに
入っていました。


まぁ、みんな上手いですよね。

安部ちゃんも良い動きだし、
ピレラも無難にサードこなしてます。

二遊間なんて、みんな捕るのも
上手ければ、捕ってからの動きも速い。

特に曽根の捕ってからの動きは
スゴいですね。

グラブと友達って感じのハンドリングから、
すぐ送球にうつる。

バックハンドトスとかもやってましたが、
守備は超一級品ですよね。

曽根以外もみんな上手い。

内野のメンバーで下手だなぁと
思ったのは松山だけです笑



堂林は途中からセカンドに
入っていました。

一緒にセカンドに入っていた
曽根と上本が上手すぎるので
どうしても劣って見えちゃうのですが、、、

まずまずだったと思います。

まぁ、コーチのノックが、
曽根や上本のときよりも
甘めだったので、
堂林の守備能力であれば普通に
こなせるよな、という打球しか
来てませんでした。

実際に実戦で守るとなると
どこまで守れるかはまだ
未知数です。

まぁ、菊池に何かあったときに
最低限守れればいいだけですからね。






レフト後方の坂では、
矢崎、ケムナ、塹江、樹也、
遠藤、山口が坂道ダッシュ
していました。

坂の上までは登らず、
短距離ダッシュという感じでした。

そのすぐ近くに佐々岡監督が
立っていて、グラウンドの練習を
ずっと見ていたんですけど、
坂道ダッシュ勢がサボらないように
わざとあの位置で見てたのかなぁ、
と思いました。笑





午後からはフリーバッティングが
あり、午前中に坂道ダッシュしていた
6投手が登板していました。


そのうち、矢崎とケムナの様子が
放送されました。

矢崎は中村奨成と小園に対しての
投球でしたが、全体的に
高めに抜けている印象でした。

ストライクゾーンに来たときには
差し込んでいて、特に中村奨成に
対しては良い投球をしていたと
思いますが、、、

小園に対しては、高めを2球
外野に運ばれてから、5球連続で
ボール球になるという場面も
ありました。

修正ができないというのは矢崎の
課題だと思います。

矢崎の良いところも悪いところも
出ていたな、という印象です。

ただ、去年はこの時期に良い球が
来すぎていて、オープン戦に入ってから
ダメになっちゃったので、、、

今年は「そこそこの出来」というので、
逆に安心できますね。笑



ケムナは石原ともき、宇草の
両ルーキーに対して、
まとまった投球を披露しました。

ボールのなり方が、
矢崎とは違ってほとんど低めに
外れていました。

丁寧なピッチングだったと
思いますね。


圧倒的なスゴい球が行っているという
印象はなかったのですが、
テイクバックの小さな独特の
フォームなので、その分打者が
振り遅れているのかな、という
印象でした。

ただ、石原も宇草もルーキーで
初めて投手と対戦して緊張していたから、
甘い球を打ち損じていたと思うんです。

これが本当に一軍レベルの打者を
相手にしたときに通用するのかどうかは、
実戦を見ないとわかりませんよね。

全体的にまとまっていたし
良い印象ではありましたが、
まだ実績がない分、「本当に
通用するのか?」と疑心暗鬼に
なってしまいますね。


で、打者の方で言うと、
小園は流石だな、と。

矢崎がボール球が多い中、
冷静に対応していました。

高めのボール球は見逃して、
打てる球は捉えて、という打撃が
できていましたね。



それから、宇草は最初は
緊張からか、めちゃくちゃでした。

打ち急いでタイミングが全く合ってないし、
ボールの上っ面ばっかり叩いて
力ないゴロばっかりだったんですが、、

途中で外の球をレフトへ良い当たりに
すると、そこで緊張がほぐれたのか、
徐々に対応していって、
ライトフェンス直撃という打球も
放っていました。

解説の金石さんも「対応力がある」と
評価されていましたね。

実戦が楽しみです。