山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

正直、代走で中村奨成を使う方が悪いよな

昨日のカープですが、

延長10回に代走の中村奨成が

転倒して、ホームインできなかったという

シーンがありました。


それについて、解説者陣から

「代走で転倒するのは準備不足だ」

という指摘がありました。


たしかに、その通りなんだと思います。


走るために出てきた選手が転倒するって、

何してるんだ!という話ですよね。




ただ、個人的には奨成を擁護できる点も

あると思っています。


というのは、ベンチに曽根が

残っていたんですよ。


代走の切り札・曽根を

あそこで温存する意味がわかんないです。


サヨナラのランナーですよ?


どう考えたって、1番足が速くて

走塁技術のある曽根を使うべきでしょう。



まぁ、あの時点でベンチに残っている

内野手が曽根だけだったので、

一瞬内野手を残しておきたいという

意図なのかなと思ったんですが、

その必要もないんですよ。


外野に上本がいるわけなので、

例えば菊池や小園にアクシデントが

あった場合は上本を内野に回して、

外野に長野あたりを入れればいいだけ。


そういう計算を恐らく佐々岡監督は

してないんじゃないかと思うんです。


内野手を残しておいた方がいい」

っていうことと、

「一塁走者だからワンヒットでは

還ってこれないだろう」

っていう漠然とした理由で

曽根を温存したんだと思います。




奨成を使うなら使うで、

あそこで曽根を差し置いて

奨成を代走で使うってことを、

首脳陣が本人にちゃんと説明

していたか?ていう話です。


奨成が「曽根が居るから自分は代走での

出場はないだろう」と思っていたのなら、

準備不足の要因は首脳陣の

コミュニケーション不足も

あるっていうこと。


だから、奨成だけの責任では

無いっていうことだけ

個人的には言っておきたいですね。


あそこで奨成が転倒した姿を

曽根はベンチでどんな気持ちで

見ていたかなぁ、と思います。