山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープ交流戦の敗因

まずは、ロッテ戦からソフトバンク戦に

かけての先発陣の崩壊ですよね。


九里、大瀬良、森下、アンダーソンと

4人連続で大量失点をしてしまった。


本当は、悪い流れは大瀬良で

止めて欲しいんですよね。


それがエースだと思うんですけど、

大瀬良がコンディション不良ってことで

本来の投球ができなかった。


だから、続く森下も悪い流れを

引きずってしまったのかな、と思います。




それと、小園の調子が

落ちてしまったのも痛いですよね。


マクブルームが出塁して

坂倉が繋いで、そこで小園が

打って還してくれてたんですけど、

その得点パターンが無くなった。


で、後ろにポイントゲッターが

いなくなったので、坂倉も

マクブルームも調子が落ちて

きましたよね。


マクブルームなんか、これまでは繋ぐ

打撃をしてくれていたんですけど、

交流戦に入ってからは強振で

空振り、という場面も目立ち、

打率が2分くらい落ちましたよね。


小園の調子が落ちてしまったことで、

マクブルームや坂倉が「後ろに繋げば

いい」というよりも「自分が決めなければ

いけない」という意識になってしまい、

少し力んでしまう分、凡打になる。


それで、打線全体の繋がりに

欠けてしまったのかなと思います。



それで、西川も途中で

いなくなっちゃったじゃないですか。


だから、5月は2~6番が固定されて

いたのが、6月は打線が固定できなく

なってしまった。



で、5月は堂林が1番で出る試合も

多かったんですが、野間の状態が良いので

堂林が控えに回ったりしたんですけど、

それもどうなのかな、と。


5月の中日戦で、堂林のホームランの1点で

勝った試合があったと思うんですが、

やっぱりタイムリーが出ない状況において

ホームランは絶対必要なんですよ。


そんな中で、堂林をちょっと調子が

落ちたからってスタメンから

外しちゃったものだから、

堂林としては少ないチャンスで確実に

ヒットを打ってアピールしないと

試合に出られない、と。


そうなるとどうしてもホームランは

出にくくなっちゃうわけです。


だから、佐々岡監督に自覚はないと

思うんですけど、佐々岡監督が

調子によってすぐ堂林を外すので、

堂林はホームラン狙いの打撃が

できなくなる。


結果的に、長打で点数が入るってことが

無くなって、深刻な得点力不足に

陥ったと思います。


中村奨成だって、すぐ使わなくなったしね。


あれだけ良いアピールをしたのに

たった1週間で使わなくなるとか、

ちょっと有り得ないと思いますね。




あと、打撃陣は無駄なアウトが

多すぎますよね。


例えば1アウト走者一三塁で

野間が内野フライ打ったりするわけですよ。


野間の足ならゲッツーの可能性は

低いわけだから、転がせば

1点入るわけじゃないですか。


かつて3連覇のときは、

アウトを生かす打撃ができていたんですよ。


それが今はできなくなってますよね。



イムリーが出ないんだったら、

例えば先頭出塁→盗塁→送りバント

→犠牲フライ、で1点取れるわけで。


送りバントだったり犠牲フライ、

内野ゴロの間の進塁…


そういう、意味のあるアウトを

増やしていけたらいいと思います。





それと、リリーフ陣を固定できていない。


例えば、ビハインドでターリーが

良い投球をずっとしてて、

ちょっと勝ちパターンで使って

みるかって言って使って、

打たれました、と。


そしたら「やっぱダメか」って

すぐ勝ちパターンから外すでしょ?


矢崎もダメ、塹江もダメ…って、

簡単に見切りすぎるので、

勝ちパターンが固まらない。


これもね、佐々岡さんが就任してから

ずっと言ってるんですけど、

全然采配が改善されないですよね。


誰かを信じるっていうことは

できないんですか?って思います。


そこが固まらないから、

逆転負けが増えるわけですよ。





だから、まぁ小園の調子が落ちたとかは

仕方ないと思うんですけど、

首脳陣としては長打を打てる人を

我慢して使い続けるとか、

勝ちパターンを固定するとか、

そういうことはできたんじゃないかな、と。


交流戦で勝てなかったのは、

ある程度首脳陣の責任もあると

個人的には思ってます。


佐々岡監督と、朝山コーチですね。