山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

今週の教職授業⑥

佐藤勝利の主演で「ブラック校則」という
ドラマと映画がやっていますよね。

誰しも、1つや2つは「この校則
おかしくない?」っていうのが
あると思います。




それに関して、東京に革命的な
中学校があるそうです。

その学校には、まず定期テストがありません。

基本的に勉強は生徒自身の責任でやらせ、
単元が終わったら暗記で解ける小テストを
実施し、ダメなら再チャレンジできる。

その繰り返しです。

宿題も課さず、「この提出物を出せば
〇点加点」ってかんじで、加点制の
提出物を設けているそうです。




また、生徒指導も、例えば服装が乱れた
生徒がいたとしても、機械的に校則を
押し付けるのではなく、「なぜそうするのか」
という理由を重視する。

それを生徒を理解するツールと捉えて、
生徒理解を積み重ねていきます。





勉強も「勉強しなさい!テストで赤点に
なるでしょ!」と押し付けるのではなく
自主性に任せていて、
校則も「守らないとダメでしょ!」と
縛り付けているわけではない。

そうすると学校が荒れそうな気も
しちゃうけど、そうでもないらしいです。

服装乱れてる学生ももちろんいるけど、
でもそれと勉強する・しないとかは
別だもんね。笑

大学生は金髪でもツーブロでも
ちゃんと勉強しているわけだし。







生徒指導の目的は、生徒をより良い方向に
導いてあげること。

そのために校則が作られているんですけど、
いつの間にか「校則を守ること」に
とらわれてしまって、生徒をより良い方向にと
いうのが忘れられています。

だからこそ、こうやって校則に縛らず
ノビノビ育てるという方針は
魅力的ですよね。