山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

教師の待遇改善は今すぐやるべき

先の投稿で「勝てる投資」という

話をしました。


国が国債を発行してでも

教育支援を行うことで、

その支援を受けて育った人材が

大きな成果を成し遂げ、

国の利益になり、

結果的には国に還元される。


だから、人材育成への投資は

積極的にするべきだ、ということ。


そして教師の待遇改善というのも、

人材育成の上ではやらなければ

ならないことだと思います。


今すぐにでもやるべきです。




まず、教員の実態がどうか。


仕事量が多くて休憩もろくに取れない、

残業して当たり前、

休日も働かなきゃいけない。


それなのに生徒には文句を言われ、

親にも文句を言われ。


それが教師です。



教師の待遇改善とは、まず教師が

やらなければいけない仕事の量を

減らすべきだと思います。


部活動に関しては、教師が見なくても

良いように変わっていきそうな

感じではありますが、それだけではない。


例えばプリントを刷ったり、

掲示物の作成や貼り出し、

パソコンでの打ち込み作業、

行事の計画を立てたり会場設営、

生徒会などの運営…


なんか、教師がやらなくても良いような

ことまで教師がやらなきゃいけなく

なっているんですよね。


まず、教師に精神的・時間的な

余裕がなければ、

良い授業や良い生徒指導は

できないと思います。


いかに教師が良い授業づくりや生徒指導に

専念できる環境を作るかが

非常に大切なのです。


それをやることで、

教師のモチベーションも上がり、

精神的な余裕ができて

授業づくりに費やせる時間も増える。


それと、優秀な人材が

「教師にはなりたくない」と

思ってしまうような現状を

変えることができる。


そうやって教師の質が上がる。


教師の質が上がるということは

教育の質が上がるということで、

将来の日本を背負う優秀な人材の

育成へと繋がります。


だから、国は教師の待遇改善に

いますぐ取りかかるべきなのです。




例えば、行事の運営を外部の業者が

やっても良いと思います。


体育祭や文化祭を運営する会社が

あっても良いのではないかと思います。


また、プリント作成だったり

様々な雑務も、外部の人間が

助っ人として入れるような

仕組みになっていけば良いと思う。


教師の「マネージャー」のような人間を

各学校に数人配置しても

良いかもしれません。


教材の準備や提出物のチェックなどを

「ちょっとやっといて」と

お願いできるポジションの人間。


それを配置しても良いんじゃないかと

思います。


また、教師の様々な業務の補助を

定年退職した元教師にやってもらうのも

アリでしょう。


元教師であれば、現役教師の

相談役やアドバイザーとしても

働いてくれますからね。


そうやって、とにかく教師を

サポートできるような体制づくりを、

柔軟に考えていく。


そして、そのための出費は惜しまず、

すぐにやる。


それが大切だと思います。