山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

教育実習生が1回の授業をするまでにやること

(あくまで、俺の場合の話です)


教育実習に来る約1ヶ月前。

4月下旬に俺は、打ち合わせに来ました。

そこで初めてK先生と出会い、
実習中にどう動くか、どんな授業を
するか話し合いました。

K先生には
代謝とか酵素の範囲になると思う
・座学2回、実験1回になると思う
・実験は酵素に関する実験をして欲しいので、
何をするか考えておいてくれ

ということを伝えられ、授業で使っている
教科書などを渡されました。




そこから教育実習までの1ヶ月間、
どんな授業をしたらわかりやすいか、
大学の先生といろいろ話し合いました。

パワポで授業の流れを作ったりして、
いろんな資料と照らし合わせながら
授業のイメージをしていきました。

さらに、実験をいくつか
デモンストレーションしてみて、
「これなら楽しくできそうだな」と
いうのをピックアップしていきました。




そしていよいよ教育実習が始まります。

1回目はまずK先生の授業
(生物基礎)を見させていただきました。


もちろん、先生のテクニックも
見てはいますが、それよりも
注視するのは生徒の様子です。

クラスの雰囲気はどうか?
学力はどうか?
授業に使える生徒は誰か?

というのを観察していきます。



そしていよいよ、本格的に
自分がやる授業を考えていきます。

まぁ、だいたいの流れは既に
考えてあったのですが、K先生の
授業が予定の範囲までいかなかったので
若干予定は狂いました。汗



授業構想を練るにあたってまず
考えたのは、「当てる人」を決めること。

「この問題わかる人〜?」とかで
誰を当てれば授業が盛り上がるかを
考えました。


で、当てる人を考えるだけじゃダメで、
当然どういう発問をするかも考えます。

ここでこの発問を挟めばわかりやすく
なるかもしれないな、とか。

あるいは、ここは特に伝えたいところだから、
敢えて先生側から答えを言うんじゃなくて
生徒に言わせるように導こう、とか。

そんな感じで考えていきます。



次に、教科書を読みまくること。

これはもう、当たり前ですよね。

内容を頭に入れることはもちろん、
文の言い回しとか、どんな図が載ってるとかも
見ておいて、「この表現はわかりやすいな」とか
「この話するときにこの図見せたらいいな」とか
そういうのも考えます。


次に、板書計画。

黒板に何を書くのか考えて、
授業のイメージをしておきます。

俺の場合、指導教員が作った授業プリントを
授業に使ったので、そのプリントとも
対応させるように考えました。


次に、カンペ。

まぁ、基本俺は「そのまま読む」とかが
嫌いなので、授業中はほとんどカンペ
見てないんですけどね。笑

ただ、カンペを書くことでより授業の
イメージがしやすいし、それがあるのと
ないのとでは安心感が違います。笑

それに、カンペ書いとけば指導教員に
「俺はもうどんな授業するか考えてますよ」と
いうアピールになるというのもあって、
割としっかりとカンペを作りました。





そして、教育実習生にとって
最大の試練とも言えるのが
学習指導案」です。

授業に関する情報について、
A4の紙4枚程度にまとめます。

授業に関する情報というのは、
・教材観(この教材で教えたいこと)
・生徒観(どんなクラスか)
・指導観(何を重視して授業をするか)
・評価基準
・授業の流れ

などのことです。

これを書くのが教育実習生の
1番の試練ですよね。笑

その一部をInstagramに載せたので、
興味があればご覧ください。笑
(たぶんすぐ削除します)








と、そこまで一通りやって、ついに
初回の授業を迎えました。

自分の中で授業のイメージはほぼ完璧に
できています。

それで、緊張することもなく、おおむね
予定通りに授業ができたと思います。

途中で生徒が想定外の反応を示すところも
ありましたが、動揺も特にしなかったので
良かったです笑(受け答えはちゃんと
できなかったけど…)




ただ、それでもやっぱりわかりにくい
授業だったようです。

準備しきれていなかったと思うし、
何より単純に実力がないです。

上手く授業できる人はどれだけ徹底的に
準備をしているのかな、と思いました。

わかりにくい授業で申し訳ないです。。。





いぇい✌︎('ω') ✌︎