山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

お笑いコンビ「からし蓮根」を語りたい。

※この投稿は個人(お笑い素人)の見解です




からし蓮根のM-1のネタ、
面白かったですよね!

「保険証と間違えて免許証を燃やした」
という訳の分からないつかみ。

その後、伊織が不可解なボケを連発していき、
最後、車で轢いてバックで逃げるという
展開には爆笑してしまいました。



俺、M-1の1日後から、
からし蓮根が一気に好きに
なったんですよ。笑

というのも、ネタを書いているのが
ボケの伊織ではなく、ツッコミの
杉本青空だということを
知ったからです。




これはつまり、からし蓮根は
「ツッコミがプロデューサー」
というパターンのコンビだということです。

というのも、ボケの人のキャラが立つ
漫才は、ボケがプロデューサーのパターンと
ツッコミがプロデューサーのパターンが
あると思うんですよ。


前者で言うと、例えばチュートリアル

徳井がまず自分の見せ方をわかってて、
自分がヤバい奴と思われるように
ネタを書いている。

そして、それプラス福田がちゃんと
「普通の人」としてツッコめる
技量があるんですよね。

つまり、徳井の計算力プラス
福田の技量でチュートリアルの漫才が
出来上がるというイメージです。




一方、後者で言えば、オードリーが
良い例だと思います、

若林が「春日をどう生かすか」と作戦を練って
ネタを書いていて、春日は若林の作戦通り
動けば自然に笑いになる、ということです。

若林の作戦プラス春日のキャラで
オードリーの漫才はできあがっています。





からし蓮根もこの、オードリーと同じ
パターンなんですよね。

最初見たときはチュートリアルとか
とろサーモンとかと同じパターンかなと
思ったのですが、実はそうじゃない。

オードリーのように、ツッコミが
プロデューサーとしてボケの人を
「ヤバい奴」としてプロデュース
しているんです。



ツッコミの青空がネタを書いていながら、
青空の美味しいようにはなっていないと
いうのが1番スゴいところ。

ツッコミが書いてるっぽく
見せてないのが良いですよね!

それが、からし蓮根を好きになった理由です。


ただ、現状は伊織がヤバい奴だから
お客さんが笑う、ということしか
やっていないような気がします

それプラス、志らく師匠が言ったように
漫才のテクニックとして笑わせられるように
しっかりとネタを作り込めば、
M-1優勝まで行くと思います。

スーパーマラドーナが良いお手本でしょう。

「ボケがヤバい奴」というのが
軸となってはいるのですが、それプラス
伏線を張ったり強弱をつけたりと
漫才としてちゃんと作られている。

この武智のプロデュース力と計算力を
青空も身につけて欲しいです。


からし蓮根、これからも注目ですね。