石破政権から高市政権へ移行し、
鈴木憲和氏へと変わりました。
鈴木さんは以前から
Twitterを拝見しているんですけど、
一見大人しそうに見えますが、
若手ながらハッキリものを言う人です。
進次郎さんよりも年下で、
フレッシュで物凄く勢いのある人だなぁと
思います。
また、米の生産地・山形県選出の議員で、
米政策に精通しています。
進次郎さんから鈴木さんに変わって、
米政策も大きく変わりそうです。
まず、進次郎さんといえば
備蓄米ですよね。
米が高くなっていたところで
備蓄米を放出し、
安いお米を市場に出した、と。
これで家計が助かったという人も
多いはずです。
さらに進次郎さんは、
「こうなったのは今までずっと
米の生産量を抑えてきたからだ!」
ということで、米を増産する方向へ
舵を切りました。
ところが、鈴木新大臣は
この方針に反対しています。
まず、備蓄米放出について
「疑問を覚えざるを得ない」と言っている。
何故かというと、
備蓄米という安いお米を市場に出すと、
普通のお米が価格競争に負けて
売れなくなるからです。
5kg4500円とか5000円とかの
普通のお米と、
5kg2000円台の備蓄米なら
当然、備蓄米を買いますよね。
でも、それでは本当に売るべきお米が
売れなくなってしまいます。
じゃあどうやって普通のお米を
売ろうか?となると、
価格を下げるしかなくなってくる。
そうなると結局、
米農家が苦しくなるだけです。
なので鈴木大臣は、備蓄米を出して
米の値段を下げようとするのではなく、
あくまで米は正規の値段で
売られるべきだ、と。
それで、物価高騰対策として
「おコメ券」、つまり
米を買える商品券を配ればいい、と、
こういう考え方です。
米農家の実情をよく知っている
鈴木大臣ならではの方針だと思います。
個人的には、
確かになぁと思いました。
今までは消費者目線で、
「進次郎ナイス!」と思ってたけど、
農家目線で見ると
そうじゃないよね、ということですね。
この辺りは、横須賀全体から
大きな支持を得ている進次郎さんと、
山形の農業関係者から大きな支持を
得ているであろう鈴木大臣との
立場の違いというのもありそうです。
そしてさらに、鈴木大臣は
「米の増産は現実的に難しい」として、
これまで通り、需要をちゃんと
計算して、それに見合った量を
作ればいい、と言っています。
これも現場目線で考えてのことだと
思うのですが、個人的には、
増産できるのだとしたら
増産する方が望ましいと思います。
というのも、結局、いろんな事情で
足りなくなる場合もあるからです。
今年の米騒動では、
お米自体は存在していて、
でもすごく値段が高くなっていることが
問題でした。
しかし、去年の秋頃には、
本当に店頭から米が消えた時期も
ありました。
その理由はいろいろあって、
インバウンド客による需要とか、
ウクライナ情勢による小麦の高騰によって
代わりに米が消費されたこととか、
買い溜める人が増えたとか、
いろんな理由がある。
とにかく、一時的には
店頭から米が消えるほど
米が足りなくなりました。
なので、理想としては、
本来見込まれる需要より少し多く
作るくらいが丁度いいのかな、と
思います。
経済評論家の三橋貴明さんが
「作りすぎでいい。それが
食料安全保障です」と言っていますが、
その通りでしょう。
余った分は政府が買い取って、
生活困窮者へ配る、
子ども食堂に寄付する、
米粉パンとして給食で提供する、など、
いろいろ使い道はあります。
まぁ、現場をよく知っている
鈴木大臣が「現実的に難しい」と
言うのであれば、
実際増産するのはそう簡単では
ないってことなんでしょうけどね…
とにかく、鈴木大臣は
消費者目線というよりは
農家目線の大臣なのかなと思うので、
これから米価格は上がる可能性もあります。
とりあえず政府に
いち早くやって欲しいのは、
ガソリン減税・軽油減税です。
燃料費を安くすれば、
流通にかかる費用も安くなるし、
農作に使うトラクターなどの
燃料費も安くなりますから、
すべてのものの値段が下がるはずです。