山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

認知症になっても、食べ物の好き嫌いは変わらない

 

医師の石飛幸三さんの著書に、

認知症になっても食べ物の好き嫌いは

変わらないという話が書いてありました。

 

認知症になり、

家族が何者なのかもわからない、

もっと言うと、自分自身が何者なのかも

よくわからない…

 

そんな状態になっても、

「好きな食べ物」は

ずっと覚えているのです。

 

甘いものが好きな人は

最期まで甘いものを食べようとするし、

お酒が好きな人は

最期までお酒を飲もうとする。

 

 

「食べること」は「生きること」。

 

いくら食事に気を使っても、

完璧な健康体になることはできません。

 

病気になるときはなるし、

死ぬときは死にます。

 

だから、体に悪いからって

好きな食べ物をやめちゃいけないのです。

 

 

それと、やっぱり人間にとって

本当に大切なことは、

「自分が幸せであること」なんだろうと

思います。

 

認知症の人が、家族の存在も

自分の存在も忘れ、

自分の好きな食べ物だけ覚えている…

 

「ボケるとは、必要な記憶だけを

残していく作業である」ということを

考えると、誤解を恐れずに言えば、

人間は結局「自分が幸せなら

それでいい」ということです。

 

家族なんてどうでもいいし、

自分が何者かなんて認識してなくてもいい。

 

だから、認知症になると

それらのことは忘れてしまう。

 

本当に大切なのは、

ただ自分が幸せに生きることということ。

 

だから、最後まで残る記憶は、

家族の顔でも自分の存在でもなく、

「好きな食べ物」なんだろうと思います。

 

人間とはそういうものです。