山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【政治】「1周回って維新に入れてみる」のはアリか

 

経済評論家の上念司さんが、

「1周回って維新」ということを

仰っています。

 

これまで関西以外では

あまり評価されていなかった

維新の会なんですけど、

ここに来て少し人気が

出てきているのかな、という印象。

 

その要因は、社会保障改革を

前面に押し出している

唯一の政党だからです。

 

 

 

給与明細を見てもわかる通り、

自分たちの給料から年金や保険料が

どれだけ持って行かれているか。

 

そして年金は、

将来自分たちが貰うために

払っているのではなく、

今貰っている高齢者に対して

払っているものです。

 

だから、毎月コツコツと

払っているからといって、

自分が老人になった時に

年金を貰える保証はない。

 

その時に年金制度が破綻していたら、

年金が貰えない可能性が

あるのです。

 

 

この問題は、

先送りにすればするほど

取り返しのつかないことに

なるんですけど、

政治家はなかなかそこに

切り込めない。

 

そんな中で、

去年の衆院選で比例票を

大きく減らし、

ある意味失うものの無い

維新という政党だけが、

そこを真正面から

「やらなきゃいけない!」と

訴えているという現状です。

 

 

この1点だけを評価して、

今回の参院選で維新に投票するのも、

アリっちゃアリだと思います。

 

維新の言う社会保障改革は、

正しい政策です。

 

 

ただ、個人的には

今回の選挙の1番の争点は、

経済を強くしてくれるかどうか、

だと思います。

 

そういう視点で見ると、

残念ながら

「本当に維新でいいのか?」と

なってくる。

 

吉村代表は、

先日のNHK日曜討論」で

「どうやって経済成長させるか?」を

聞かれた際に、「都市が成長するような

戦略を立てるべきだ」と言いました。

 

つまり、まずは大阪を

東京と並ぶ2極目の大都市に成長させ、

それに続いて福岡、北海道、広島など

いろんな都市を成長させる、と。

 

そのためには、新しいことに

挑戦できるように、

いろんな規制を緩和する必要がある、

という話でした。

 

 

で、これは実際に吉村知事が

大阪でやっていることを

見ればわかるんですけど、

要は万博とカジノなんですよね。

 

儲かるイベントや施設を作って、

経済規模としては

確かに大きくなるでしょう。

 

でも、万博で儲かったからって、

その恩恵は本当に市民に

回るのか?という話です。

 

カジノにしても、

カジノで負けてお金が無くなった

人はどうなるのか?とか、

そもそもカジノに行かない人にとって

恩恵はあるの?と考えると、

結局維新のやっている政策では、

経済規模自体は大きくなっても、

その富は富裕層にばかり流れていき、

勝ち組と負け組を生んでしまう。

 

つまり、GDPなどの見かけ上の

数字は良くなっても、

1人ひとりの国民は豊かに

ならないのです。

 

 

しかも、それを大阪、福岡などの

大都市だけでやるとなると、

田舎はどうなるの?と。

 

大都市だけ成長して、

田舎の若者がみんな大都市に

流出して、

田舎に残って家庭を作る人が

いなくなってしまう。

 

田舎がどんどん衰退して

しまいますよね。

 

そういうのを考えたら、

「何の成果も上げてないじゃん」という

ツッコミはさておき、

「地方を元気にしなければ」という

問題意識を持っている

石破政権の方がまだまともだよな、と

思ったりもします。

 

今回の選挙で維新を

どう評価するか、

かなり難しいところではあります。