ブッダの言葉で、
花が好きな人はただ花を摘むだけだが、
花を愛する人は毎日花に水をやる、
というものがあります。
つまり、「好き」はあくまで
自分の思いだけで、
相手のことを考えるということではない。
でもそれが「愛」となると、
自分の思いではなくて、
相手の思いを尊重するということになる。
相手の立場になって考えて、
本当に相手のためになることをするのが
「愛」なのだと思います。
「好き」は平気で人を傷つけることが
できるけれど、「愛」はそうではない。
例えば、子供のことが好きだけど
愛してはいない親というのは、
平気で子供のプライバシーに侵入します。
それが子供を不幸にします。
だから、本当の「愛」を持たないといけない。
子供ができたから「親」に
なるのではなく、
子供を愛することができてこそ
本物の「親」になることができるのです。