山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

心の余裕によって見える景色が変わる

 

最近読んだ

「職場のしんどいが消え去る大全」

という本に、面白いことが

書かれていました。

 

著者の産業医井上智介先生は、

「職場の上司と合わない」という相談を

受けたときに、「期間限定」を

提案することがあるそうです。

 

それは、例えば異動の時期までは

とりあえず現状のまま頑張ってみて、

自分、もしくは上司が別の部署に

異動にならなければ諦めて

会社を辞めればいい、ということ。

 

つまり、「異動時期までの〇ヶ月間だけ

頑張ればいい」と、期限を区切って

頑張ってもらうということですよね。

 

すると不思議なことに、

そこから上司との関係が改善し、

退職しなくて済むケースが

多いのだとか。

 

 

なぜかというと、

「あと〇ヶ月頑張ればいい」と

心に余裕が生まれると、

気が楽になって上司の懐に

飛び込みやすくなり、

わだかまりが無くなって

円滑なコミュニケーションが

できるようになるから。

 

つまり、心に余裕ができることによって、

今まで相手を「誤解」していたところから、

相手との距離を縮めることができるように

なり、相互理解が深まる、と。

 

 

まぁ、多くの場合、「嫌い」とはつまり

「知らない」ということで、

その人のことをちゃんと知れば

自然と「好き」になっていくもの。

 

なので、その人の悪いところだけが

目に入るときは、一歩引いて、

その人の全体像を見てみると、

「なんだ、嫌な奴だと思ってたけど

誤解だったんだな」と気づくことが

できるんだと思います。

 

そのためには、心の余裕を持つことですね。