山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

王・長嶋の凄さがわからない人に言いたい「ファミコン理論」

 

王さんや長嶋さんは

言わずと知れたプロ野球界の

スターですが、

昔のプロ野球より今のプロ野球の方が

レベルが上がっているので、

仮に王さんや長嶋さんが

今の時代に野球をやっていても、

3割30本打てたかどうかはわかりません。

 

で、「王や長嶋は凄くない。

今の選手の方が凄い」みたいなことを

言う人がたまに居るんですよね。

 

でも、これって物凄く視野の狭い

考え方だと思います。

 

 

 

考えてみて欲しいのですが、

 

1. ファミコンでそこそこ売れたゲームソフト

2. Switchでめっちゃ売れてるゲームソフト

 

これって、優劣つけ難いんですよね。

 

「どちらの方が質の高いゲームか?」と

聞かれたら、恐らく後者です。

 

でも、だからってファミコン

ゲームに価値が無いか?と言われたら

そうではない。

 

まずファミコンが開発されてなければ

今のゲームは存在しないわけなので、

そういった意味ではファミコン

ソフトには大きな価値があります。

 

つまり、ファミコンには

今の文化の基礎を作ったという

偉大な功績があるわけです。

 

 

 

何が言いたいかというと、

王や長嶋も、その類の偉大な功績がある。

 

まず王や長嶋のような

強力なバッターが現れて、

それをどう抑えるか?ということで

投手のレベルが上がっていき、

今度はその投手をどう打つか?と

いうことで打者のレベルが上がる。

 

そうやってレベルアップを

重ねた結果が今のプロ野球です。

 

だから、今のプロ野球の根本には

王や長嶋の功績があるはずで、

そもそもそれらの選手がいなければ

プロ野球はこんなに注目される

スポーツにはなっていなかったはずです。

 

王や長嶋の凄さがわからない人は、

そういった歴史に

敬意を払えない人なんだと思います。