KAT-TUNが3月いっぱいで
解散するそうですね。
ちょっと前から
「亀梨脱退説」みたいなのが
出ていて、「またなんか憶測で
ゴチャゴチャ言ってる奴いるよ」と
思ってたんですけど、
まさかの解散。
SMAPもV6もタキツバも、
そしてKAT-TUNも
居なくなってしまう…
なんか本当に、
自分が子供の頃に
テレビの中にいたスターたちが、
1組ずついなくなってるなぁと
思います。
自分が小学生の頃なんかは、
嵐が天下を取るちょっと前くらいの
時期だったので、
教室で「嵐とKAT-TUNどっちが好き?」
みたいな会話もあったような
記憶があります。
一時期は本当に、
嵐とKAT-TUNって
ジャニーズ二大巨頭くらいの
地位でしたよね。
ただ、亀梨・赤西に続くような
メンバーが出てこなかった。
この2人の人気と他のメンバーの人気の
格差がどうしてもありましたよね。
嵐の場合、相葉くんが
志村どうぶつ園を頑張っていたり
メンバー1人ひとりが
それぞれ人気を獲得して
行きました。
そういうところで、
徐々にKAT-TUNと嵐の差が
ついていったような感じですかね。
その後、赤西、田中、田口と
メンバーが抜けていきながら、
そして充電期間を経ながら、
残った3人がより結束して
頑張っているような印象でしたよね。
KAT-TUNの魅力って何だろうと
考えたときに、
やっぱり最初は新しいアイドル像を
作ろうとしたところから
始まったグループなんだろうと
思います。
SMAP以前と以後で
アイドル像が変わったという話は
よくするんですけど、
要はSMAP以後のグループは
バラエティ番組なんかも全力で
チャレンジするようになった。
それで「この子たち頑張っとるなぁ」
「いい子たちだなぁ」という、
親しみを売るようなところが
あったんですけど、
KAT-TUNはそこに逆行して、
「俺はコイツらとは違う」という、
不良の空気を前面に出した
グループです。
だからこそ亀梨くん・赤西くんが、
カリスマに見えたんだと思いますが、
田中くんが本当に不良だったのが
マズかった。
そして、上田くんや中丸くんは
真面目なので、不良を演じるのも
しんどかったんじゃないかなぁ、
というところで、ちょっと
フワフワしてしまったところも
あると思います。
しかし、3人体制になってからの
KAT-TUNは、より3人の個性に
焦点が当たっていて、
以前のKAT-TUNとは違う魅力が
出るようになっていますよね。
亀梨くん1人が引っ張って
いるという感じにもならず、
3人が平等に力を発揮しているような
印象があります。
3人体制になってからの
KAT-TUNは、新しいフェーズに
入っていて、ベテランに差し掛かった
アイドルグループの模範のような
存在でもあったので、
シンプルに残念だなぁというのが
率直な感想ですね。