山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【プロ野球】涌井秀章について語ろう

 

涌井は、西武にいる時から

大好きですね。

 

クールでカッコいい。

 

際どい球をボールと言われても

大きなリアクションをせず、

淡々と投げる。

 

本当にカッコいい投手です。

 

 

かつては西武のエース。

 

そこからロッテ、楽天、そして

今年から中日。

 

まさか涌井がこんなにいろんな球団を

渡り歩くことになるとは

思いませんでした。

 

西武にいた頃は、ダルビッシュ

良きライバルという関係でしたよね。

 

2011年のクライマックスシリーズでは、

ソフトバンクの杉内との

伝説のエース対決。

 

あれは本当に痺れました。

 

0-0の投げ合いで、延長10回表、

ついに西武のフェルナンデスという

バッターが杉内を捉え、

均衡が破れます。

 

そして、その裏を抑えれば西武の

勝ちだったのですが、

あと一歩のところで涌井が

ソフトバンクの長谷川に同点打を浴びた。

 

あそこで涌井が肩を落として

静かに涙を流す姿が

非常に印象的でした。

 

エースが背負っているものの大きさが

よくわかるシーンでしたよね。

 

 

 

2014年からは千葉ロッテでプレー。

 

ロッテでもエースとして活躍しました。

 

2017年に自分は運良く、

マツダスタジアムで行われた

ロッテとの交流戦で、

涌井を生で見ることができました。

 

マウンド上での佇まいがもう、

カッコいいですよね。

 

オーラがありました。

 

ところが、その年あたりから徐々に

成績が落ちていくことになります。

 

まぁ、無理もない話です。

 

涌井は高卒2年目から先発ローテに

定着していて、完投型投手ということで

かなりの球数を投げてきましたから、

さすがに肩が消耗してきますよね。

 

 

そんな涌井の復活にかけたのは、

楽天イーグルスです。

 

成績不振によってトレードに出され、

2020年から、楽天でプレーすることに

なりました。

 

涌井を拾ったのは、西武時代の

チームメイトだった石井一久GMです。

 

楽天に移籍した涌井はまた、

復活を遂げます。

 

2020年、11勝を挙げて最多勝を獲得。

 

コロナで開幕が遅れ、試合数が少なかった

シーズンですから、11勝というのは

凄い数字です。

 

西武時代の2007年、2009年、

ロッテ時代の2015年に続いて、

4度目の最多勝です。

 

そして、2021年には楽天イーグルス

開幕投手

 

西武とロッテでも開幕投手の経験が

ありますから、3球団で開幕投手という

快挙を達成したことになります。

 

やはり、ものすごい投手ですよね。

 

で、その年の4月までは良かったんですが、

そこからまた調子が落ちてきました。

 

そしてこの度、涌井は4度目の移籍と

いうことで、中日ドラゴンズ

やって来たということです。

 

初のセ・リーグですよね。

 

 

涌井はチームが変わる度に復活を

遂げてきた投手ですから、

また復活してくれるんじゃないかなぁ、と。

 

年齢で言うとまだ、36歳なんですね。

 

随分前から活躍しているので

もう少し年齢を重ねているような

イメージでしたが、

相当若い頃から活躍しているので、

年齢で言うとまだ、意外と若いです。

 

まだまだ老け込む年ではないですから、

涌井は必ずまたやってくれると

思います。