エルドレッドがやって来たのは
2012年のシーズン途中。
栗原、ニックと4番を担っていた
選手か相次いで故障で離脱し、
緊急で獲得したのがエルドレッドでした。
最初来たときは、
普通の外国人選手かな、と。
当たれば飛ぶけど三振も多くて、
かといって圧倒的な本塁打数を
記録する選手でもない。
それが当初のエルドレッドの印象でした。
ところが、2014年に化けましたね。
日本野球にすっかり順応した
エルドレッドは開幕からホームランを
量産し、本塁打王を獲得。
そこから、球団史上に残るような
助っ人選手になっていくわけです。
エルドレッドというのは
一生懸命プレーするし、
真面目で研究熱心で、
日本文化にも積極的に適応していった。
箸を使いこなしてうどんを啜って
食べるようになっていましたからね。
そういう選手が日本で成功するんだな、
というお手本のような選手でした。
今はスカウトをやっています。
エルドレッドスカウトが連れてきた
助っ人が、エルドレッドの成績を
超えていく。
そのことを期待したいなと思います。