山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【カープ】新井貴浩はなぜ愛されるのかという話

 

カープファンにとっては、

今さら説明するまでもないことですけど、

新井さんがなぜ愛されたか、

という話です。

 

 

そもそも阪神時代から、

新井さんって面白いんですよね。笑

 

真剣プレーの中で

面白いエラーだったりリアクションで

笑いを提供してくれる選手で、

ネット上でもかなりいじられるような

選手でした。

 

そうやって何かと話題になるような

選手だったんですが、阪神時代の

2012年あたりから、やや成績が

落ちてきて、スタメンを外れることが

増えていきました。

 

そうして全盛期を終え、

成績が下降気味の中、

2014年オフに阪神自由契約となり、

カープに復帰します。

 

この時、新井さんに期待していたファンは

ほとんどいなかったと思います。

 

 

 

ところが2015年。

 

キャンプから必死のアピールを続けると、

4月中盤からレギュラーに定着。

 

クリンナップでの出場を続け、

打率.275という成績を残しました。

 

終盤でややバテて成績を落としたものの、

途中までは打率3割程度をキープしていた。

 

当時のカープの得点力不足を思うと、

新井さんがいなかったら

どうなっていただろうと思います。

 

 

十分すぎる活躍だったと思うのですが、

この翌年はさらに成績を上げてきます。

 

4番打者として打点王争いを繰り広げ、

チームを優勝に導きました。

 

阪神時代終盤の成績を考えると、

ありえないくらいの好成績を

残したわけです。

 

 

 

新井さんがカープに復帰するとき、

自分の周りのカープファンはみんな

「新井はもう終わった選手」

「活躍するわけが無い」

という見方でした。

 

しかし、人一倍努力して

自分でレギュラーの座を勝ち取って

チームを優勝に導いた。

 

その過程があるからこそ、

みんな新井さんのことが

大好きなんだと思います。

 

 

そもそもプロ野球に入ったときも、

無名の選手だったにも関わらず、

大学の先輩でもある野村謙二郎

推薦もあって、ドラフト下位で

カープが獲得した、という経緯があります。

 

言っちゃ悪いですが、

あまり期待されていない選手だった

わけです。

 

それを、当時の大下ヘッドコーチの

猛特訓に必死についていき、

4番打者へと駆け上がった…

 

その経験があるからこそ、

阪神からカープに帰ってきたときも、

レギュラー、そして4番打者へと

駆け上がっていけたのだと思います。

 

 

新井さんの努力、

そして一生懸命なプレースタイル。

 

そういうものにカープファンは

魅了されたのです。