山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープの昔流行った言葉を語ろう【中﨑劇場】

 

カープが3連覇していた時期、

クローザーとして君臨したのが

中﨑翔太です。

 

3年連続胴上げ投手になるなど

活躍してくれていたのですが、

ランナーを溜めるなど、

やや不安定な投球も見られました。

 

中﨑が登板したら

ヒヤヒヤするということで

「中﨑劇場」と揶揄されていましたね。

 

 

ただ、1つ忘れちゃいけないのは、

中﨑はセーブ成功率は高いんですよね。

 

ヒヤヒヤはさせるんだけど、

なんだかんだでチームを勝たせている。

 

クローザーの仕事はチームを勝たせる

ことだと個人的には思っているので、

そう考えたら中﨑は

最高の仕事をしてくれていたな、と

思うわけです。

 

 

実は「劇場」という言葉は

中﨑が発祥ではなく、

永川もそう言われていた時期が

ありました。

 

まぁ、大きく分けると、

ブラウン監督時代のクローザーが永川、

野村監督時代のクローザーがミコライオ

緒方監督時代のクローザーが中﨑。

 

永川もミコライオも、

ヒヤヒヤさせる場面っていうのは

結構ありました。

 

でも、そんな中で永川は

通算165セーブですからね。

 

これは歴代16位の成績。

 

中﨑でも通算115セーブですから、

いかに永川が凄い投手だったか

よくわかります。

 

中﨑はこの記録を抜くんだろうなぁと

思っていたのですが、

勤続疲労や血行障害の影響で

成績が落ちてしまった。

 

その間に栗林が絶対的クローザーに

定着したので、

中﨑がここからセーブ数を大きく

上積みするのも厳しいのかな、と。

 

こう考えると、中日・岩瀬の

通算407セーブという数字は

化け物ですよね。