山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

カープの昔流行った言葉を語ろう【隙あらば野間】

 

2014年のドラフト会議。

 

スカウト陣の意見を差し置いて、

新任の緒方監督が「どうしても欲しい」と

猛プッシュして獲得した選手が、

野間峻祥です。

 

緒方監督は野間の才能に惚れ込み、

1年目から積極的に起用します。

 

でも、その惚れ込み方が異常でした。笑

 

度を越すレベルで超積極的に

起用したものだから、

その采配をある意味バカにする言葉として

「隙あらば野間」というフレーズが

ファンの間で流行しました。

 

 

 

2016~18年に3連覇を成し遂げた

緒方監督ですが、

1年目の2015年の采配は

酷いものでしたね。

 

後輩の解説者にも普通に批判されるほど

疑問の残る采配が多かったんですが、

野間の使い方も疑問だらけです。

 

ベンチに松山や小窪が残っているのに

野間を優先して代打で使う。

 

さらには、絶好調だったエルドレッド

わざわざ外して野間をスタメン起用する。

 

若手を積極的に使うこと自体は

良いんですけど、

あまりにも度を越していた。

 

本当に、隙さえあれば野間を

無理やりねじ込んでくるのです。

 

もはや軽く依存性になってましたよね。

 

 

1年目の緒方監督は

完全に気持ちが空回りしていましたね。

 

野間もそうですが、菊池にも丸にも

「もっとできるはず」ということで

ハッパをかけすぎて、

逆に良い結果に繋がらない。

 

ただ、そこをしっかり反省して、

2年目からは冷静に、かつ理論的に

采配をふるうようになり、

それでチームを優勝させるんだから

大したものです。

 

緒方監督は退任しましたが、

野間はようやく花開いて、

昨シーズンは打率3割ですよね。

 

ようやく緒方監督の

期待に沿うくらいの成績を

残せるようになってきました。

 

いろいろありましたけど、

野間の才能に惚れ込んだという

緒方監督の眼は正しかったと思います。