堂林の応援歌は2012年の途中から
歌われていますが、
1回歌詞が変わってるんですよね。
最初の頃の歌詞は、
__振り抜け強く 爽やかに
広島のプリンス 堂林翔太__
堂林が出始めた頃のカープは、
どちらかと言うと玄人好みの仕事人、
みたいな選手が多かったです。
そこに、高卒3年目のイケメンが
彗星の如く現れた。
なので、広島のプリンスだとか
鯉のプリンスと呼ばれて、
物凄く期待されました。
一時期「カープ女子」なんていう言葉も
流行りましたが、その火付け役が
堂林でしたよね。
ところがその後、堂林はしばらく
暗闇を彷徨うことになります。
レギュラー1年目はフルスイングが
持ち味で、三振も多い反面
ホームランが打てる選手だった。
しかし、欠点を直そうとするあまり、
なかなか打撃フォームが固まらず、
迷走してしまうんですよね。
プリンスなどと呼んで
アイドル的な扱いをするのは、
本人にとっても酷なこと。
早く自分の打撃を見つけて、
一軍の主力選手に返り咲いて
もらわなければいけない。
そこで心機一転の意味も込めて、
2015年から、歌詞が変更になりました。
その歌詞は、以下の通り。
__光り輝く その道を
翔けぬけて魅せろ 堂林SHOW TIME!__
これはやはり、早く自分の道を
見つけて欲しいという応援団の
願いでしょうね。
堂林自身、“爽やか”とか“プリンス”と
言われてチヤホヤされるよりも、
何とか野球選手として輝きたいという
思いでずっと練習していたと思いますから、
こういう素敵な歌詞に変えてもらって
良かったと思います。