山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

言論が暴力で封じられることはあってはいけない

社会学者の宮台真司さんが

刃物で切りつけられる事件がありました。

 

幸い宮台先生の命に別状なしという

ことですが、宮台先生を待ち伏せての

犯行ということで、明確に

「宮台を襲ってやる」あるいは

「殺してやる」という

強い意志を感じます。

 

宮台先生は社会問題等について

鋭く意見を言う人です。

 

その宮台先生の意見に反対する人が、

宮台先生の言論を抹殺する目的で

襲ったのだとしたら…

 

それは、誰もが当たり前に

持っているはずの人権が、

暴力によって封じられた、と

いうことになりますよね。

 

例え宮台先生の言っていることが

間違いだったとしても、

宮台先生は一個人として

思ったことを自由に言葉を言う権利を

持っているはず。

 

それは何があっても尊重されなければ

いけない大切な権利です。

 

それを暴力で封じるというのは

明らかに許されないことです。

 

 

意見が違うのであれば

議論をしていけばいいだけのことであり、

暴力だったり人格攻撃という形で

解決しようとするのは、愚かですよ。

 

例え意見が違うとしても、

自分の意見を言う権利というのは

1人ひとりに保障された大切な権利なので、

何があっても守らなければいけない。

 

まぁ、まだ犯人の動機はわかりませんが、

安倍氏の事件と言い、

この類の事件っていうのは

無くなって欲しいですね。

 

“暴力による言論の抹殺”というのが

広まってしまうと、

もう誰も何も言えなくなりますよ。