山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

藤井皓哉の活躍は何ら不思議なことではない

カープを戦力外になり、

独立リーグを経て

ソフトバンクに拾われ、

大活躍している藤井皓哉。

 

セットアッパーとして9月19日時点で

49試合に登板して防御率0.89、

奪三振率は驚異の13.32です。

 

自分は彼がカープにいるときから

「藤井は絶対活躍する」って

言い続けていて、自分と親しい

カープファン友達には

その話をうっとうしいくらい

してきました。

 

ようやくそれが実証されましたね。笑

 

インディーズの頃から応援していた

バンドがついに売れたみたいな、

そんな気持ちです。

 

 

 

バンドの例で考えたらわかると

思うんですけど、

売れる前と後で能力が

変わっているわけではないんですよね。

 

実力があるかどうかと

売れるかどうかっていうのは別問題。

 

実力があったとしても、

それを見る目がある人間っていうのは

そんなに居ないので、

実力に気づかれるきっかけっていうのが

ないと、売れないんですよね。

 

 

 

藤井の場合も、実力で言うと

カープ時代からありました。

 

彼の一軍初登板のときから、

それはわかっていました。

 

ただ、当時のカープの中で

中継ぎの主力っていうのは

ある程度メンツが固まっていた。

 

中﨑、ジャクソン、フランスア

一岡、今村といった、

既に首脳陣の信頼を勝ち得ている面々を

倒さなければいけない。

 

藤井は、運がなかったんです。

 

 

その面々を倒すためには、

敗戦処理から信頼を徐々に

勝ち取っていかないといけない。

 

当時のカープは野手を多めに

ベンチに入れるという方針だったので、

その分中継ぎ投手の数が少ない。

 

だから、敗戦処理の投手は

イニングまたぎや連投を強いられるなど、

雑な使われ方をします。

 

その起用法が合わなくて、

カープ時代の藤井は

結果を残せなかったんだと思うんです。

 

 

 

それが、ホークスに拾われてからは

そんな雑な使われ方ではなく、

イニングまたぎの次の日は休養させて

もらえるなど、結構丁寧な

使われ方をしている。

 

それで、藤井の持っている能力が

遺憾無く発揮され、

好成績を残すことができているんだと

思います。

 

 

 

だから、カープ時代と今とで

そこまで実力が上がったとは

思っていません。

 

投げてるボール自体は、

カープの時から凄いボールを

投げていましたから。

 

実力が発揮できるような環境が

カープにはなくて、

ホークスにはあった。

 

それだけのことです。