野間は野手キャプテンとして迎えた今期、
１番打者に定着して素晴らしい成績を
残してくれています。
短期的に見れば調子が落ちる時期も
あるのですが、佐々岡監督が
良いタイミングで休養を与えているので、
それで不調が長続きせずに、
長期的に見れば安定した打率を
残すことが出来ています。
今年の野間はゴロの打球が多いですよね。
一二塁間へのヒットもありますが、
三遊間方向を狙った打撃も目立ちます。
野間の最大の武器である走力を
生かすような打撃をしていますよね。
ただ、本来野間はそういうバッターでは
ないと思うんですよ。
ホームランを打てるバッターなんです。
それこそ、糸井嘉男に近い選手だと
個人的には思っていて、
野間は打撃練習ではホームランを
打ちまくるんですよね。
その能力が遺憾無く発揮されれば
20本塁打くらい打てると思うんです。
でも、自分が生き残るためには
どうしたら良いかってことと、
チームに貢献するにはどうしたら
良いかってことを考えて、
今のスタイルに落ち着いている。
それは素晴らしいことだと思うし
継続していけば良いんですけど、
個人的には「野間はホームランも
打てるはずなんだけどなぁ」という
ちょっとした寂しさもあります。
