山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

秋山翔吾選手、カープに来てくれてありがとう!

元メジャーリーガーで

シーズン安打数日本記録保持者の

秋山翔吾カープに来ます!


これはもう、スゴいことですよ。笑


まだ信じられないんですけど、、、




メジャーリーグで頑張ってたんですけど

事実上の戦力外になってしまい、

日本への復帰を表明していました。


それで、西武、ソフトバンクカープ

3球団がオファーを出していました。


まぁ、古巣の西武か、

給料がたくさんもらえるソフトバンクか、

アットホームのカープかの3拓ですよね。


その中で、ソフトバンクカープ

3年契約を提示したんですが、

西武は2年契約でした。


秋山自身、新しい環境でやってみたいという

思いと、長い年数の契約を希望していたとの

ことなので、西武は条件が合わない、と。


で、ソフトバンクカープか、

ということになるんですが、

ソフトバンクは「戦力として来て欲しい」

というスタンスです。


対してカープは「人間として来て欲しい」

っていうスタンスなんですよ。


戦力としてはもちろん、人間性としても

若手の良い手本になるし、

来てくれたらカープの大きな財産に

なります、ということを

秋山に伝えていて、それが秋山の胸を

打ったようですね。


言わば、ソフトバンクは大企業の

人事部で、カープは中小企業の

人事部、という感じですかね。


大企業に行った方が給料は良いんだけど、

大企業に行ったら「会社のコマ」としてしか

見られない、と。


結果を残しているうちは良いこと言って

くれるけど、成績が落ちた途端に

「はい、要らない」となるわけですよ。


対して中小企業に行けば人として

温かく迎え入れてくれて、

すごく大切にしてくれる、と。


正直、給料面ではソフトバンクカープでは

圧倒的な差があると思うんですけど、

それでも秋山はカープを選んでくれました。




しかし、ちょっと前は、戦力補強で言うと

巨人とソフトバンクの2強だったんですが、

最近はそれが変わりつつありますよね。


例えば、数年前に鈴木大地

ロッテからFA宣言して、

巨人と楽天が獲得に動きました。


巨人は「給料はたくさんあげます。

レギュラーの確約もします。だから

来てください」というスタンスで、

楽天は「君は野球に対する姿勢が

素晴らしい。是非うちに来て、

今いる選手たちと競争して、チームに

いい影響をもたらしてくれ」というスタンス。


それで、鈴木が選んだのは楽天でした。


このように、お金を貰える球団に行く、

というよりも、人間として評価してくれて

かつ自分自身が成長出来る環境を

選ぶ選手が多くなってきたな、と

個人的には思っています。


そういうツボを、カープは上手く

押さえてきたな、と思いますね。笑


まぁ、基本的にカープ

戦力補強をせずに、育成をして

チームを強くしていくんですけど、

秋山の場合は他の若手選手の手本にも

なって、若手育成にも好影響を

もたらしてくれるんじゃないか?

ってことで、獲得に乗り出したと思います。



秋山がカープを選んでくれて、

本当に嬉しいです。


全力で応援したいですね。