山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

BIGBOSSの采配について正直に思うこと【中4日ローテ】【4番松本】

新庄監督の采配ですが、

オーソドックスな采配をすることも

あるんですけど、最近先発投手の

中4日ローテを提唱したり、

4番に俊足巧打の松本剛を起用したりと

何かとサプライズも多いですよね。



まず中4日ローテなんですけど、

新庄監督の狙いとしては、

先発投手の登板機会が増えた方が

勝ち星も多くなって年俸も上がる、

ということで、モチベーションを

高めるっていう意図だと思います。


で、日本ハムは先発の主力級と

1.5軍級の実力差がやや大きいので、

上沢、加藤、伊藤、立野あたりの

登板機会を増やしたい、というのは

理にかなってると思うんですよ。


加えて、リリーフもそこそこ層は

厚いので、先発を100球で交代しても

なんとかやり繰りはできると思います。



ただ、打線がちょっと弱いので、

早い回に先発投手を援護できるか?

というのが懸念ですよね。


今の打線だと正直2、3点くらいしか

援護は見込めないと思うので、

そうなると先発投手は1失点以内で

投げなきゃいけないし、

リリーフ陣にいたっては1点も

許しちゃいけない、という。


そして、先発もリリーフも登板機会が

増える分、体のケアもしっかりやらないと

いけない、と。


結構シビアな感じにはなると思います。


ただ、メジャーリーグだと中4日が

主流だったりもするので、

中4日ローテ自体は特に

おかしい采配とは思わないです。





そして、打順の方ですけど、

新庄監督の中でポイントゲッターは

6番なんですよね。


だから、この記事を書いてるのが

4月13日なんですけど、

4月12日のスタメンを見てみると、

1番に野村、3番近藤、4番松本、

6番がヌニエスとなっています。


新庄監督の中では6番のヌニエス

ポイントゲッターで、じゃあそこに

どうやってチャンスで回そうかと

考えた結果、近藤・松本を3番・4番に

並べている、と。


だから、野村は打線を勢いづけるという

役割で、本当の打順の始まりは3番から、

という。


そんな感じの打順が、新庄監督の中の

1つの理論としてあると思います。





で、大切なのは、その新庄監督の思いが

選手に伝わっているかどうかだと

思うんですよね。


正直、監督がどういう采配をするかより、

采配の意図を選手がしっかり理解して

チームが1つの方向を向いて戦える、

ということが1番重要です。


だから、監督の采配が原因で

チームがバラバラになるようじゃ

困るんですけど、その辺は新庄監督は

自分の采配の意図をしっかり言葉で

説明できる人だし、恐らく選手とも

コミュニケーションをとってやっているので

問題ないと思います。



日本ハムもなかなか勝てない試合が

続く時期もあって、その度に新庄監督が

批判の的になるんですけど、

正直今の日本ハムの戦力だったら

誰が監督やってもなかなか簡単には

勝てないと思います。


申し訳ないですけど。。。