山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

「頑張っていない」じゃなく「頑張れない」という考え方

以前、大学時代の友達のAくんと飲んだ時。


Aくんとは大学時代はそんなに喋って

なかったんですけど、

仲良くしたいなぁと密かに思っていたところ、

たまたま就職先が近所だったので

社会人になってから

連絡を取り合って飲みに行きました。


向こうから連絡してくれて

すごく嬉しかったんですけど、、、


そのAくんと仲の良いBくんって言う人に、

大学時代にテスト前に勉強を教えたことが

あるんですよね。


その話になって、

「普通は『人に聞く前にちゃんと自分で

勉強しろよ』ってなるのに、親身になって

勉強教えれるって凄いね」みたいな感じで、

Aくんに褒められたんですよ。




それはめちゃめちゃ嬉しいんですが、

別に自分は、普通のことをしたまでですよ。笑


勉強教えてって言われて、

勉強を教える。


これは別に、良いことでも何でもなくて、

普通のことだと思います。




そもそも、Bくんって勉強は苦手だと

思うんですけど、それは意識が低いから

成績が悪い、というわけではないんですよね。


要は、頑張りのベクトルの問題です。


人それぞれ頑張れることって違うわけで、

自分はたまたま勉強が得意だったっていう

だけの話。


得意なだけで、そんなに努力とか

してないので、自分は全然

凄い人ではないんですよ。



対してBくんは、めちゃめちゃ人に

優しいし、テニスが得意だったり

ゲームも得意だったような気がします。


その、テニスとかゲームって、

いくら努力しても褒めてもらえない、

というのがあるんですよね。


ゲームをめちゃめちゃ頑張って

クリアしたとしても、

親も先生も褒めてくれない。


むしろ、ゲームばっかりしてないで

勉強しなさい、と。


そう言われるわけですよ。



それでBくんは「勉強を頑張れない奴」

というレッテルを貼られるわけですが、

でも頑張ってないわけではなく、

頑張っても思うような成果を上げられないから

やる気が起きてないだけだと思うんですよね。


根本には「勉強を頑張らないといけない」

という思いはあるはずなんです。


決して、ちゃんと勉強してないから

できないんだ、という話ではなく、

他の人が10くらいの努力量で

赤点を回避出来るとしたら、

Bくんは20とか30くらい頑張らないと

赤点を回避出来ない、と。


それを、常に高い意識を持って

20とか30の努力量をやり続けるって

まぁ不可能ですよ。



でも「勉強しなきゃ」という思いがあって、

その思いに対して自分が力になれることが

あるのであれば、それはやって当然です。


例えば自分がめちゃめちゃ勉強頑張ってて

Bくんが全然勉強頑張ってないって

いうのであれば、勉強教えたりしないんですが、

そうじゃないと個人的には思うので。