山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

「気持ちの問題」とか人に言いたくない

先日、とある記事を読みました。


その記事っていうのが

拒食症の女性のことか

書いてある記事だったんですが、

その方は一人暮らしや不規則な勤務、

家族の体調不良などが原因で

食事を後回しにしてしまっていた、と。


で、痩せると共に自己肯定感が下がり、

どんどん食べられなくなって、

結果的に拒食症になってしまったそうです。



その記事の中で気になったのが、

「友人や同僚にも『病気は気持ちの問題』と

理解を得られず、自殺未遂を繰り返すまで

追い込まれた」という内容。


たしかに、

「いや、食べればいいじゃん」

「気持ちの問題じゃん」って

捉えがちなんですけど、

でもそうじゃない。


拒食症にしろうつ病にしろパニック障害にしろ、

それはれっきとした病気であり、

克服のためには周囲の理解が

欠かせません。



以前の投稿でも書いたんですが、

精神論に片づけたら負けですよ。


「気持ちの問題でしょ?」とか

言っちゃう時点で、

自分は無知だと自覚しなきゃいけない。


もう令和にもなって、

未だに「気持ちの問題でしょ?」とか

言っているようではダメだと思う。


そういうのは昭和の古い価値観です。


「普通」という型に全ての人を当てはめて

ものを言うっていうのをいい加減やめないと、

生きにくい人がどんどん増えていっちゃうと

思うんですよね。