山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

差別もダメだけど特別扱いもダメだと思う

平等っていうのは、

差別をしないこと。


だけど、

「差別をしない」っていうのを

意識しすぎると、今度は

「特別扱い」をしてしまいがち。


特別扱いもまた、

差別と同じくらい

やっちゃいけないことなんですよね。



乙武さんが以前ブログに

書いていたんですけど、

みんな障害者だからって

気を使いがちなんだけど、

ダウンタウンの浜田さんは

乙武、お前アホか!」と

ちゃんとツッコミを入れてくれた、と。


それって本当に大切なことだと

思います。


もしそれが、障害者であることを

イジっているのなら

差別になるのかもしれないけど、

そうじゃなくて、

あくまで他の人と同じ扱いを

しているだけっていう。


差別しないからといって、

特別扱いもしない。


それこそ、本当の愛だと思うんですよね。


障害者だからという理由で

他の人より優しくするのは、

それはそれで違うよねっていう。


バリアフリーなどの気遣いによって

障害者を健常者と同じような

不自由のない生活ができるように

することは、必要なこと。


だけど、そうじゃない部分で

気を遣うことは逆に失礼だし、

本人に「気を遣わせちゃって

申し訳ない」と思わせちゃうと思う。




森会長の辞任を受けて、

後任の会長は女性がいいんじゃないかとか

若い人がいいんじゃないかとか

いろいろ意見があります。


だけど、「特別扱い」を

するのではなく、あくまで

男性も女性も老いも若いも

平等に見た上で、適切な人選を

してもらいたいな、と。


仮に女性が会長になって、

その人が女性の言うことばかり

通す人だったら、

たしかに女性差別はなくなったけど

今度は特別扱いが始まってない?っていう

ことになると思う。


だから、別に会長が

女性でも男性でも構わないので、

その人がちゃんとみんなの意見を

平等に聞ける人だったら

いいな、と思います。