山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

学校の授業に古典っていらんよね。

古典Aと古典Bってあるんですが、、、


古典Aのねらいとしては、

日本の伝統に対して理解を深めることと、

生涯にわたって古典に親しむ態度を

育成すること、が挙げられます。


古典Bのねらいとしては、

読む力の育成と、ものの見方、感じ方、

考え方を広くし、古典についての理解や

関心を深めること、が挙げられます。



それは、文部科学省が出している

「学習指導要領」っていうものに、

そういう旨のことが書いてあるんですが、、、


この中で特に大切なのは、

古典Bの「ものの見方、感じ方、考え方を

広くし」っていう部分ですよね。


要は、昔の文章を読むことで、

昔の人の表現方法だったり考え方、

感性に触れられる。


そうすることで、感性を育むことができる。


で、それをやるために、まず古典Aで

古文・漢文に親しむ姿勢になってもらう。


そのシナリオ自体はおかしくないと

思うんですが、、、




ただ、これって古典じゃなきゃ

ダメなの?って話なんですよね。笑


別に、古典じゃなくたって、

小説読むでもいいし、

人と喋るだけでもいい。


とにかく、いろんな価値観や感性に

触れて、刺激を受けるっていうことが

大切だと思うんですよね。



じゃあ、なんでそれを古典っていう形で

やらせるのか?というと、

学習指導要領にも書いてある通り、

「生涯にわたって古典に親しむ態度を

育成する」っていうところ。


つまり、日本人はみんな、古典に

親しんでもらいたいってことなんですが、、


そこがね、個人的には一切いらんことだと

思うんですよね。笑



要は、日本の古き良き文化を守りたい!

っていう連中がいて、その連中が

学校で古典を教えることを

当たり前じゃんみたいな風潮に

してるわけですよ。


たぶん、「古典は教えても意味ないので

学校の授業から廃止にします!」って

言ったら、その連中がギャーギャー

騒ぎ始めるわけですよ。