山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

青葉容疑者の記事を読んで感じたこと。

今、ツイッタートレンドにも

入ってるんですが、、、


京アニ放火の犯人・青葉容疑者の

主治医が取材に応じた記事が

ありました。



その記事によると、

青葉容疑者は医療スタッフに対して

礼儀正しく接していた。


そして、「こんな自分でも、必死に

治療してくれる人がいる」と、

医療スタッフに感謝の言葉を

伝えた、と。。。




今回のこの投稿は炎上覚悟で

書きますが、、、


たぶん青葉容疑者は、

悪い人ではないんですよね。


もちろん、やったことは本当に残酷で、

絶対に許しちゃダメですけど、、、


医療スタッフに感謝できるような

心のある優しい人が、

なんであんな残酷なことを

やっちゃったのかなぁ、、って。


その心があるんだったら、

絶対に「人を殺す」っていうのが

どういうことなのか、わかると

思うんだけどね。。。


いろいろ考えさせられますよね。






青葉容疑者の生い立ちを調べてみると、

両親の離婚、中学でのいじめ…


いろいろとあったようです。


両親の離婚を機に小学校を

転校しているから、

そこで友人関係とかが

リセットされちゃってると思うし、

しかも中学時代にはいじめを受けて、

引きこもりがちになっていた。


大人しい子だったようなので、

周りの子が話しかけてくれなきゃ

居場所がなかったんじゃないかな?


でも、そういう環境ではなかったし、

恐らく離婚後青葉容疑者を引き取った

お父さんも仕事づくめで、

じゅうぶんな愛情を受けてないんじゃ

ないかな?



…と想像できます。




その後、そのお父さんが自殺。


そこから、兄弟など家族も含め、

青葉容疑者はあらゆる人間関係を

遮断してしまったそう。


子供の頃から大人になるまで

「自分を愛してくれている」と思える人に

出会えてないと思うので、そこで

人間不信みたいな状態に

なってしまったんじゃないかな?と。


これも想像ですが。。。




そんな青葉容疑者の心の支えが、

アニメであり小説であった、と。


自分を愛してくれる人に出会えずに

育ってきた。


でも、そんな自分が、小説を書いて

コンテストに出して認められれば、

居場所ができる、と。


人に認められる経験を子供時代に

していないだけに、小説を書くことに

かける思いは、相当大きかったんじゃ

ないかな?と思います。


小説だけが自分の居場所だった、と

言っても過言ではないだろうと思います。





で、そういう思いで書いた小説を

「盗作された」と感じたときに、

どういう感情になるのか。


それを考えたらね。。。。





犯罪者っていうのは、

犯罪でしか自分の居場所を

作れなかった人、とも言えるかも

しれないなぁ、と。


日々起こる残酷なニュースを

テレビで見たときに、

「どうしてそんなことを

やっちゃうんだろう…」って

思うんだけど、、、


よく考えたら、自分らはたまたま

周りの人に恵まれて、正しい道を

歩いてるだけなんだな、と。


家に帰れば家族がいて、

学校に行けば友達がいて、

会社に行けば同僚がいて。


自分らにはそれだけ居場所が

たくさんあるんだけど、

たぶん犯罪者にはそういう居場所が

足りないんじゃないかな。。。


だから、そういう残酷な事件を

起こしちゃうのかな、と思ったり。。。







青葉容疑者の人生の中で、

どういう人との出会いがあったら

この事件が起きなくて済んだんですかね。


医療スタッフに感謝の言葉を言えるような

人なのに、なんでこんなことに

なっちゃったんだろう…と

本当に考えさせられます。。。


被害者の方の家族、同僚、そして

京アニのファンのことを思うと本当に

心が痛みます。。。