山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

Fukaseの歌唱力ってどう思う?

SEKAI NO OWARIが結構

好きなんですけど、、、


ボーカルのFukaseの歌唱力は、

評価がわかれるところですよね。




まずセカオワの何がいいかって、

世界観だと思うんですよね。


「正義」に特化したような歌詞。


そして、まるで童話の世界の

ような、ファンタジックな

音楽に乗せることで、

すごく魅力的な曲になる。


それがセカオワだと思います。



で、セカオワの歌を他の人が

歌ったら?って考えたときに、

やっぱりピンと来ない。


カンニング竹山が「芸人はいじめを

笑いで乗り越えた人」みたいなことを

言ってた記憶がありますが、、、


いじめに対して笑いで乗り越えたのが

芸人ならば、Fukaseはいじめに対して

「正義感」で乗り越えた人。


「いじめられながらも、いじめる人を

責めない人」みたいな、そういう

Fukase人間性っていうのが、

Fukaseが歌うことで曲に憑依するわけです。


だからこそ、あのセカオワ独特の

世界観が成立する。


そういうことだと思うんですよね。




また、Fukaseはメンバーへの

思いやりが強くて、メンバーも

Fukaseのことをちゃんと理解して

1つの方向を向いてる。


だから、セカオワの音楽には

一体感があるんだろうなぁ、と。




歌自体は、音程を外すこともあるし、

高度なテクニックが使われてる

わけでもない。


でも、そんなことはどうでも良くて、

とにかくFukaseが歌わなきゃ

セカオワの歌ではないんですよ。


結局のところ、上手いかどうかより

魅力的かどうかだと思うので、

そういう視点で見たらFukase

超一流の歌手ですよね。



で、これがまた歳を取ってくると、

さらに味が出てくるような気がします。


50歳になって炎と森のカーニバルとか

歌ってたら、今とはまた違う魅力が

出るんだろうなぁってね。