山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

人は「悪いことしてないのに怒られる」ってことに敏感だね。

高校でバレーやってる頃、
試合開始前に「頑張るぞー!おー!」
みたいなかけ声があったんですよ。

で、そのかけ声をした後に、
同級生がある後輩に
「お前、声出せや」と
注意したんです。

それで、その場では
「はい、すいません」ってなって
丸く収まったんですが、
後になってその後輩がちょっと
不機嫌になってきたんです。


どうやら、実際はちゃんと声を
出していたらしいんですよね。

でも、その声がたまたま
聞こえなかったので注意された。

「声出したのに、なんで怒られたんだ」
ってことで、不機嫌になったそうです。


で、その不機嫌が結構長引いて、
たしかその日は4時間くらいの
練習試合だったのですが、
その後輩は4時間ずっと不機嫌でした。笑




まぁ、気持ちはすごくわかります。

人は「悪くないのに怒られる」ってことに
すごく敏感。

それをされちゃうと、どうしようもなく
イライラしてしまいますよね。


喧嘩してる小学生って、
「アイツが先に言ってきたんだ」
「いや、先に手を出したのはお前だろ」と、
「どっちが先か」を論点にしますよね。

それは、先にやった方が悪いんだから
俺は悪くない、だから、俺は怒られる
筋合いはないっていう理論でしょう。

「悪くないのになんで怒られなきゃ
いけねぇんだ?」みたいな。


でも、その考え方は小学校中学校までで
捨てるべきです。

悪くないのに怒られるなんてことは、
よくあることなんです。

で、先ほどのバレー部の話でも
そうですが、怒る方に悪意は
ないわけですよ。

仕方ないことなんです。


だから、例え自分が悪くなかったとしても
「はい、すいません」って言えるような
心の余裕も必要ですよね。

相手に悪意がない場合には、
それを飲み込んであげて
場を丸く収めるっていうのが
大人なんじゃないかな、と
個人的には思います。