山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【第1回】佐々岡への愚痴大会。~森下を勝たせたいという執念はないんか!~

昨日、森下くんを勝たせて

あげれなかったのは

悔やまれますよね。。


スコットを責めることは

当然できないんですけど、、、



個人的に思うのは、

佐々岡さんの采配からイマイチ

「森下を絶対に勝たせよう!」

という執念を感じなかったです。


まぁ、後からなら何でも言えるし、

あんまり監督を叩くとかは

したくないんですけどね。。。


でも、去年からイマイチ

佐々岡さんの采配は

気に入らんのです。

(去年の監督は緒方だけど、

投手の運用は当時投手コーチの

佐々岡がしていたと見られる)




會澤のゲッツー崩れの1点だけで、

あとは森下の投球任せみたいな

試合展開だったじゃないですか。


あのロースコアの試合展開の中、

9回に絶好のチャンスがあった。


あそこで堂林に代打という手も

あったんじゃないかなぁ??ってね。



それは決して、堂林が信頼できないとか、

そういうことではない。


代打を出すことで

「何としても点を取るんだ!」

「森下を勝たせるんだ!」という

執念みたいなものを、監督として

見せて欲しかったんですよね。


国吉相手なら速球に強い安部もいるし、

前日のヒーロー長野もいる。


それなのに、あのロースコアの展開で

佐々岡監督は一切腰を上げなかった。


「森下を絶対に勝たせたい!」っていう

気持ちは無かったん?って

思いますよね。


そこで代打の選手が打つかどうかってのは

また別問題。


とりあえず「代打を出す」ということ

自体が「絶対に点を取るぞ」という

意思表示になるっていう話です。



ラミレス監督は、1点ビハインドで

パットンを使って「諦めない」という

執念を見せていた。


でも佐々岡さんは執念を見せず、

ただスタメンの選手を信じるだけだった。


もちろん、佐々岡さんのせいで

負けた訳では絶対にない。


だけど、執念を見せたラミちゃんと

見せなかった佐々岡さんの差が

どうしても気になってしまいます。





去年からそうですけど、

佐々岡さんの采配は調子重視ですよね。


結果を出している選手を使おうと

するあまり、試合の流れやシーズンの

流れが読めていないです。



去年で言えば、リリーフとして

菊池保則や恭平を使っていました。


でもその人たちは今まで

セットアッパーとしての経験は

ありません。


あれだけ「CSいけるか?」という

競った展開のシーズンなんだから、

9月以降は経験がモノを言うわけです。


そこで、「もうあとは中崎と

心中しよう」っていう采配を

佐々岡さんはしてくれなかった。


調子重視だから、

「中崎は経験はあるけど調子が悪い」

っていうので、1番大切な時期に

中崎を二軍に落とした。


それで結局、リリーフ陣の配置が

定まらないまま、ゴチャゴチャしたまま

9月を戦ったので、あと一歩CSに

届かなかった。


もしそこで中崎を使っていても

CSに行けた保証はないけど、

信頼の置ける投手がいない中、

中崎の経験値を生かすことなく

敗れたというのは、どうしても

悔いが残ります。




そして昨日の采配にしても、

菊池保や恭平の調子の良さを

信じたのと同じように、

堂林の調子の良さを信じた。


でもあそこで代打を出さずして、

どうやって流れを持ってくるのか?

という話。


「ここは代打を使った方がいいな」

「ここは中崎を信じた方がいいな」


そういう〝勝負勘〟なるものが

佐々岡さんには全くありません。




オープン戦・練習試合と結果を残した

堂林を開幕スタメンに抜擢したところまでは

佐々岡さんを評価したいですが、、、


でも、堂林だってレギュラーを

掴んだというわけではない。


もちろん、基本的には堂林を

信じて使ってあげて欲しいというのは

ありますが、、、


昨日みたいに、試合の流れ的に

「ここぞ」という場面では、

惜しみなく代打代走を使って、

勝ちへの執念を見せて欲しいですね。




小久保裕紀さんが侍ジャパン

監督をやっていた時、小林が

すごく調子が良かったんですよ。


でも、試合終盤の勝負どころで

小林に打席が回ったとき、

小久保監督は小林に代えて

内川を代打に起用した。


そしたら、内川が勝ち越しの

犠牲フライを打って流れが来て、

さらに次打者の山田のホームランにも

繋がった。。


あれだけ調子の良い小林に代打って

いうのは普通は考えられないけど、

小久保監督はしっかり試合の流れを

読んでいた。


そして、いくら調子が良いとはいえ

小林が主力打者ではないということを

しっかりわきまえていた。


だからこそ、あそこで小林に

代打という選択ができたと

思うんですよね。




当然、負けたら終わりの短期決戦と

長いシーズンとでは違う部分も

ありますが、、、


でも、そういう「流れを読んだ采配」

っていうのを佐々岡さんもやって欲しい。


ここで何としても点が欲しい!と

思う場面では、調子の良い打者にも

代打を出せる勇気が欲しいです。


ノムケンも緒方もそういう采配で

チームを強くしてきたわけだし。