山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

「なんで勉強しないといけないの?」と聞かれて答えられない先生はダメだね。

なんで将来使わないことを
勉強しなきゃいけないの?


ほぼ全ての学生が抱いている
疑問だと思います。

ところが、これに対して
ちゃんと答えらる先生は
意外と少ないもんなんですよね。



やっぱり、先生になるような人っていうのは
「勉強して当たり前」で育ってきてます。

だから、そもそも「勉強する理由」など
考えたことがないんですよ。

「え、勉強ってするもんでしょ?」
くらいの感覚だと思います。



ところが学生にとっては、
勉強するっていうのはすごく大変なこと。

本当は他にやりたいことがあるのに
勉強に時間を奪われる。

成績不振のせいで親に理不尽に怒られる。

勉強の仕方がわからなくて
やる気が出ない。


それだけ学生にとって勉強って
大変なもんなのに、やる意味が
見いだせないんだから、そりゃ
たまったもんじゃないですよ。


それをね、先生に「なんで勉強しなきゃ
いけないんですか」と聞いて、
「何言ってるんだ!つべこべ言わず
勉強しなさい!」とか言われたら、
やる気失せるでしょ?

「先生も答えられないんだぁ…だったら
やっぱり勉強する意味なんてないんだな」と
思うでしょ?




勉強する意味があるかどうかは
置いといて、いま確実に言えるのは、
学生たちはやりたくもない勉強に
向き合わなきゃならないってことですよ。

もうそれは、世の常識がそうなので
仕方がないです。

仕方がないので、やりたくないことを
頑張ってやらなきゃいけないってだけ。



この理不尽に対して、学生たちは
無理やり納得して、なんとか必死に
赤点取らないように頑張っている。

それに対して、先生がやる気を削ぐような
ことは俺はあってはならないと思います。

何度か言ったことがあると思うけど、
先生は生徒のモチベーターでなきゃ
いけないんですよ。

生徒に「よし、勉強頑張ろう!」と
思わせるような先生でないといけない。




だから、嘘でもいいから何かしら
答えを持っとかなきゃいけない。

「なんで勉強しなきゃいけないんですか?」
って聞かれて、
「そうだなぁ、俺はこう思うよ」
ってちゃんと答える。

これはすごく大切なことです。

これができなければ、生徒は先生を
敵だとしか思わなくなる。

そして勉強のモチベーションはなくなり、
やる気がゼロになっちゃいます。