不快になることは絶対にないけど、
時々「ありがとうって本当に
言う必要あるのかな？」と
思ってしまいます。。
どういうことかというと、
例えば、自分は塾でアルバイトを
していたんですけど、生徒さんに
「先生、ありがとう」と
言われたいわけではないんです。
点数を取って欲しいわけです。
だから、勉強教えたときに
「ありがとう」と言われるよりも、
点数取って喜んでくれてる方が
「あ、教えて良かったな」と
思えるんですよね。
「ありがとう」なんて、
誰でも言えるんですよ。
「ありがとう」って言うことも
もちろん大切だけど、でもそこが
本質ではないと思う。
「勉強教えてくれてありがとう」って
言うことよりも、教えてもらったことを
生かせるように頑張ることの方が大切。
で、もっと言うと、俺が勉強を
教えたから生徒さんの点数が
上がったわけではないんですよね。
そうじゃなくて、点数っていうのは
絶対に生徒さん自身の努力なんです。
だから、教えてくれてありがとうなんて
言ってくれなくてもいいんだよ、と。
こっちがどういう気持ちで勉強を
教えてるかちゃんと理解して
頑張ってくれたらそれでいいんだよ、と。
それは、全てのことにおいてそうです。
重い荷物を運んであげるのは、
ありがとうと言われたいからではなく、
大変さを軽減させてあげたいから。
物を貸してあげるのは、
ありがとうと言われたいからではなく、
困っているのを助けたいから。
そういう、“してあげてる人”の
意図とか気持ちっていうのを
汲み取ることが大切なんであって、
「ありがとう」が全てでは
ないんだよってことを言いたいです。
