大学生になってからというもの、
「しょうもないことで怒るのは
やめよう」って思って、
穏やかに過ごしてきました。
仏のような人になろうと思って、
どんな腹が立つことがあろうとも
「まぁいっか」と。
ところが、そうしているうちに
だんだんと全てのことにおいて
「まぁいっか」と考えるような
人間になってしまいました。
何事にも興味がなくなってしまい、
何の面白みもない人間に
なってしまったのです。
ちょっとしたことで怒るのは、
それはそれで良くないこと。
だけど、逆に怒りがゼロというのもまた、
良くないことなんだな、と気づきました。
やはり、人間として喜怒哀楽の感情が
あるのは当たり前。
感情表現の度が過ぎるとダメだけど、
やっぱり人間としての自然な感情に
正直に生きるっていうのも、
俺は大切なことのように思います。
怒りの全くない人生は、
それはそれで不幸なのです。