老害はウザイですよね。
古い価値観を押し付けてきて、
新しい価値観を理解できない。
頭がかたいなーと思います。
ただ、誰しも将来的に老害になる
可能性があるってことを忘れては
ダメですよね。
俺だって、60過ぎたらウザいジジイに
なっているかもしれません。
思うのが、今はみんな時代に合った
考え方だから良いんです。
例えば、後輩は先輩に敬語を使う。
これは当たり前のことですよね。
ただ、これから時代の変化と共に
「敬語なんて使わんでいい」ってなるかも
しれません。
令和が「敬語を使わない時代」になる
可能性は、大いにあると思います。
そのときに、
「敬語を使わない」っていう価値観を
理解できなければ、俺らは「老害」に
なってしまいます。
令和生まれの人が部下になる頃には
俺らは40代ですからね。
まぁ40代で「老害」は早すぎるかも
しれませんが、いずれにせよ
ウザい上司であることには
変わりありません。
俺らにとって、敬語を使うなんて
当たり前の話です。
「敬語を使わなきゃいけない理由」って、
頭の中に明確にあるでしょ?
でも、いざそれを説明しろと言われれば、
「先輩には敬語を使わなきゃ
いけないんだよ!」としか
言えないと思います。
思ったことをちゃんと説明するのは
本当に難しいことです。
じゃあ実際、俺らが40代になって
令和生まれの新人が部下になって
タメ口を使ってきたときに、
「先輩には敬語を使え!」と言って、
「はいわかりました」ってなると
思いますか?
ならないでしょう。
絶対に「何あの先輩、頭かたいなぁ。
平成かよ。ウザ。」と思われるはずです。
そこで一旦、上司である我々が
今まで培ってきた常識を
すべて白紙にして、
時代に合った価値観に変える。。。
これはできそうでできないことなんだと
思います。
だって今、ゼミとか部活の後輩が
タメ口で話してきたら、イラッと
するでしょ?
そこでイラッとしちゃうっていうのは、
老害予備軍の証拠だと思うんです。
相手の価値観を理解しようとせず、
自分の常識に当てはめて考えている
わけですから。
ここでなんとか「コイツはどういう考えで
俺にタメ口を使っているんだろうか」と
考えることができなければ、
いずれ俺らは老害になってしまうのです。