山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

クロちゃん

クロちゃんは面白い。

というのも、クロちゃんはちゃんと
自分に求められているものがわかっている。

求められている仕事をちゃんとこなしてるし
スタッフや共演者へのリスペクトもあるので
また次も使われるということだろう。


先週のアメトーークで、クロちゃんにあって
我が家の杉山に無いものは何かという
議題になった。

果たしてそれが何なのかを考えたとき、
クロちゃんのクズさは面白くて
杉山のクズさは面白くない。

そこに尽きるような気がした。


クロちゃんはテレビ的に欲しいクズさを
演出できるので、番組として成立させることが
できる。

一方杉山は、例えば「デブ」とイジられて
「誰がデブや!」とかで成立するところを、
本気で嫌がって「うるせぇ黙れ」みたいな
反応をしちゃうから、番組が成立しない。

要らないクズさを出してしまうのだ。



その点、クロちゃんのクズさというのは
番組を作る側にとって必要なもの。

つまり、企画のコンセプト通りのクズさだ。

だからみちょぱみたいに「きゃー」って
引いてはしまうものの、なんか面白いから
見たくなる。

それが、実はクロちゃんが芸人として
一流な部分なんだろうな、と。


クロちゃんにしろとろサーモン久保田にしろ
ナダルにしろ、クズキャラでテレビに
出てる人というのは、なんだかんだで
芸人として一流だ。

なぜなら、共演者や番組制作側に
好かれていないとそもそもテレビに
出られないから。

番組に使われるということは結局
「面白い」と認められているってことだし、
一緒に仕事をする人を不快にさせるような
マジのクズではないということ。

一方杉山はマジでクズなので
共演者にも制作側にも嫌われてしまって
テレビで全く使われないということに
なっているのだろう。



有吉など芸人仲間のSNS
クロちゃんは度々登場する。

ということは、なんだかんだで
クロちゃんは芸人仲間には好かれているのだ。