山口のひとりごと。。

「ひとりごと」ですので、「そんな見方もあるんだな」くらいで流してもらえれば。

【極秘】先生の会議の資料を手に入れた

今日は本当は教職の授業の内容を
書こうと思ったんですけど、
授業に出席できませんでした。

代わりに、教職っぽい内容のやつを
載せときます。。




みなさん、たまにですが放課後4時くらいから
先生が会議しているのを知っていますか?

その会議では一体、何が話されているのか。

俺は教育実習生だったので参加は
していないんですけど、資料だけ
ゲットしたので、その資料をもとに
内容を書いていきます。


テーマは「授業づくり研修会」。

その日は、地学のS先生がほぼ全員の先生を
集めて、授業づくりについてのお話を
されたようです。


資料によると、まず「学習定着率」の
話をしています。

学習定着率とは、要するに
「勉強したことが頭に残る確率」ですよね。

学習定着率が低い学習法として挙げられるのが、
「講義を聞く」「文献・資料を読む」など。

対して、学習定着率が高いのは
「グループで討論する」「体験・練習する」
「他の人に教える」といった学習法です。

つまり、先生の話を聞くだけじゃなく、
生徒自身が動くような授業の方が
頭に残りやすいってことですね。

学習定着率の高い順に、
・他の人に教える
・体験、練習する
・グループで討論する
・デモンストレーションを見る
・視聴する
・文献、資料を読む
・講義を聞く
となっています。

まぁ、授業には「何月までにどこまで
進まなきゃいけない」っていう制約もあるので
アレなんですけど、、、

できるだけ、学習定着率の高い方法を
取り入れた方が良いってことですね。





機械化が進む21世紀の社会において、
・しっかり考えて判断ができる人
・人と協力してよいものを創出する人
・アイデア力がある人

こういった人材が求められるように
なっています。

そうなるには論理的に考え、他者に
わかりやすく表現する力が不可欠です。


それを身につけるためにはどうしたら良いか。

それは、高校の授業を変えていかなきゃ
いけないってこと。

つまりは、教師の意識改革が必要ってことです。

求められる人材像が変わってきている以上、
先生もちゃんと授業を変えていかないと
いけない。

では、どのように変えればいいか。


まずは、「受身・個別」から「探究・協同」の
イメージを持つこと。

生徒が聞くだけではなく、しっかり生徒自身が
考えるような授業をつくる、それも、
1人で学ぶのではなく、話し合いや
発表をしたりして、みんなで学ぶような
授業にするってことです。


次に、「教師中心」から「学習者中心」へ
転換すること。

生徒が中心になり、一人一人が本気で
学べる授業にしないといけません。


最後に、よい指導法は「継承」をすること。

分かりやすい説明とか黒板の書き方とかは、
ベテランの先生から若手の先生へしっかり
継承することが大切です。



そして、そういう授業を実践するために、

・自分の授業を誰かに参観してもらう
・他の先生の授業を参観する
・授業について語り合う

この「行う、見る、語る」の繰り返しをして、
先生としてレベルアップをしていきましょう、と。


やっぱり、自分自身がレベルアップして
いかないと、生徒に「勉強しなさい!」とか
言っても説得力がないと思うのでね。

教員もしっかり勉強していかなきゃ
いけないってことですよね。





…まぁざっと、こんな内容でした。

だいぶ端折って、わかりやすく書きましたが、
みなさんいかがですか?


こういうことを考えている先生は、
やっぱりいい授業をしますよね。

S先生の地学基礎を見させてもらっても、
やっぱりすごくいい授業をされてました。

先生たちもいろいろ考えて授業をしているし、
より良い授業づくりのためにこうして
いろんな理論を勉強しているということが、
学生に少しでも伝わって欲しいです。