たまに地元の友達と飲みに行くんですが、
そいつの話、全然面白くないんですよ。笑
なぜ面白くないかというと、
人間としての深みが一切無いからです。
何かを頑張ってる人とか、
何かと戦ってる人とか、
何かを全力で楽しんでいる人って、
話が面白いし、一言一言に重みがある。
でも、彼はそうじゃない、
ただなんとなく生きているだけの人なので、
話すことが全部薄いんです。
まぁ、誠実で礼儀とかはちゃんとしてる
人なんですけど、結局なぜ礼儀が良いかって、
自分が怒られないためですからね。
いろいろ悩んでることもあるんだろうけど、
結局全部自分が怒られないためとか、
自分の評価がどうとかっていうことだからね。
だから、悩みやストレスが浅すぎるんですよ。
よくいるでしょ？
経験値ゼロのくせに論だけは
いっちょ前に持ってる人。
「これはこうするべきだよ」っていう
持論が強くて、自分の考え方の脆さや
浅さに一切気づいていない。
「自分が正しい」としか考えて
いないのです。
何か楽しんだり努力したり耐えたりっていう
経験さえしていれば、自分の考え方の
浅さって自覚できるもの。
それで、「正しいこととは何か」と
考えまくって、それで初めて人間としての
深みが出てくるんだと思うんです。
経験値ゼロのくせに「ありゃ違うよなー！」とか
「こうするべきだよなー！」って語ってる
人って、ただただ偉そうでしかない。
そんな偉そうにする前に、何かに
全力で打ち込んでみろよ。
いろんな人の思いを背負ってみろよ。
自分が楽することばっかり考えずに、
誰かのために動いてみろよ。
そうやって、自分のためでなく
「誰かのため」と思って悩んで悩んで、
それで人間としての深みが出てくる。
その深みがあるかどうかっていうのは、
飲みにいけば一発でわかりますね。
